2012年03月19日
ELEMENT LLM01のこと( 追記/光軸修正)
ELEMENT製LLM01の魅力は形状のリアルさとファンクションの多彩さですが、実はVFCと較べてレーザーの上下調整に難があります。個体差はあれどアンダーマウント、サイドマウントどちらに取り付けても弾の軌跡とレーザー光軸は精々平行にまでなる程度で交わることはないと思われます。更にエアソフトの射程内では到底使い物にならないでしょう。これは内蔵のレーザーモジュールを覆う四角い筐体が本体底部にボトミングして機構上、上方向に調整幅がとれないところから来ています。レーザーの使用は差し控えた方が良いと 前回 述べましたが、使う使わないは別として気分的に宜しくないので(^^; 光軸の修正方法をば・・・
先ずは分解
上部に見える3点のビスを外します。 続いて裏側に回ってライト部を外すともう一本あるビスを外して 上部パネルが外せます。
中央のIRイルミネーターを外して左右のレーザー筐体を押さえているめがね橋のようなパーツを取り外します。四角い筐体が水平になっているのが分かり
ますか?この状態が最も光軸を上に上げている状態です。レーザー光軸を更に上方向にしてやるには筐体は更に後方に向けて更に下げねばなりません。
モジュールを囲んでいる筐体の水平面と上下面に丸い磁石が貼られ、本体部に取り付けられた上下動する
ネジの先に付いた皿部分に磁石がくっついて上下左右に動く独自のもので、バネを使う方式とは違います。
そして修正です。

ネジを取り去ると六角ナットが出てきます。こいつの厚味が調整幅を制限していました。そこでナットを取り外して厚味を約半分にします。ここで問題が出たのはオリジナルの皿付きビスは
皿近くでねじ山が消えていてスカスカになっていることです。ナットの厚味を薄くした分だけねじ山が掛からず調整できなくなります。皿部分だけを切り取ってM3でタップを切りイモネジと
合体させました。これでナットに掛かる部分に全てのねじ山が使えます。オリジナルのマイナスドライバーから、アーレンキー(六角レンチ)での調整と変わりましたが、全く無問題ですね。

これで漸く光軸が上に向くようになりました。7m程度の距離でもスコープ内に赤点が確認できるようになりました。精神衛生上非常によろしおます。
Posted by Kafu' at 19:40│Comments(2)
│英軍 光学系、アクセサリー
この記事へのコメント
素晴らしいです。
私も先日香港のショップへオーダーしました。
参考にさせていただきます。
私も先日香港のショップへオーダーしました。
参考にさせていただきます。
Posted by NARU at 2012年03月20日 04:03
NARU様:レプリカ弄りもまた楽し、です。バラすのは、ああ、成る程!と得心するのが楽しみでもありますね。自作の必要が出てくると、もうどきどきします。
モノホンとの比較をまた是非してください。
モノホンとの比較をまた是非してください。
Posted by Kafu' at 2012年03月20日 17:55
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