2015年04月02日
Glock 17 Gen.4 のこと Part.Ⅳ( STARK ARMS を何とかしてみる)

右肩のTRF から類推するに3Mercian の兵士のGlock の実弾射撃訓練です
前回までの記事である程度お分かりいただけた台湾製STARK ARMS 社製 Glock 17 Gen.4 ですが、書き忘れた事があります。それは多分ですが「ガス食い虫」だろうという事です。集弾性が悪い、弾速が一定しないに加えての弱点です。しかしこれらの弱点はSTARK ARMS が悪いのではなくて日本の事情に合わせて「弱装弾」にせざるを得なかったということで、本国では立派な商品だと思いますし、これら弱点を以てカス銃というのは酷でしょう。
STARK ARMS Glock 17 Gen.4 (JPN Ver.)を何とかしてみる
~とかなんとか大上段に構えてたキャッチコピーですが大がかりな改修はどなたか知識と資金のあるお方にお任せ~のスタンスで、あまりお金もかけない貧民の対策案をしたためて参ります。毎度の事ですがトレースなさる方は自己責任でお願いします。下手をすれば改良どころか改悪になるポイントがありますので.....。
1.フロントサイト

アルミスライドがウリなのにフロントサイトは填め込み式!指の腹で強く押すだけで外れます これじゃゲーム中に紛失間違いなし


マ●イ のGLOCK に同梱されているフロントサイトを流用 填め込み部分を少しヤスるだけで後はネジ留めでがっちり固定可能


ミリフォトで見る英軍仕様のフロントサイトとは些か形が違いますが、近く改修して更にシルエットを似せてやろうと思っています
2.インナーバレルとチャンバーパッキン
前回触れたようにSA のインナーバレルは切りかきが横にも縦にも広いということ、更にチャンバーパッキンも高圧仕様のものですから、日本仕様になった場合、かなりブレが生じる事となります。しかしゲームで使う以上、命中精度はないがしろに出来ないところですから、カスタムバレルと交換します。チャンバーブロックはM と殆ど変わりませんから換装は至って簡単です。タイトバレルに変更したのは覚束ない初速をもう少し上げたいと言う意味合いもあります。ついでにチャンバーパッキンも換えてみましたが、写真にある柔らかめのものは更に初速を落とす事になりました。やはり「溜め」がこの銃の重要な要素になっていました!

チャンバーブロックはネジ2本で簡単に分解できます M のものと殆ど変わりませんが純正ではないとアウターバレルに入りません
ざっくり申せばガス流量が多いため柔らかいパッキンですと踏ん張りきれずにズルリと発射されてしまう(初速67m/s) のが原因のようです。写真のファイアフライも「甘口なまこ」ではなくデフォルトのパッキンに戻したところほぼ満足行く初速(75m/s )が得られました。「辛口なまこ」に換えれば初速も命中精度も良い結果が出そうです。
3.ローディングノズル
さて2.で述べた初速ですがばらつきが出ます。その理由はチャンバーパッキンにBB を押し込むローディングノズルが僅かに寸足らずでBB の装填位置が一定しないためと推理しました。ローディングノズルはシリンダーと一体化しており、元より形状はマルイとは互換性が全くありません。ローディングノズルを延長するのが良いのですが、その術を私は知りません。仮に後付の延長ノズルを作ったとて剛性と気密に自信が持てるような工作は私には手に余ります。
そこで閃いたのがこれ!です


0.5mm のピアノ線をローディングノズルの先端やや下側に横断させてスラント角度が急でBB がチャンバーパッキンの下側に潜り込む事を防ぐ役目をします


【左】M のノズルとほぼ同じ位置にBB を保持させる事が出来ます 【右】ホールドオープンしたスライドから覗くローディングノズル


【左】初速は概ね75m/s をキープ 何より初速のばらつきがなくなりました 【右】7m 手持ちでの実射結果 レストすればもっと良い結果でしょう
命中精度はチャンバーパッキンを換装すればもっと良くなると思われます。また気温が上がればオリジナルも固いとは言えゴムですからもう少し良い感じになるでしょう。なお、ピアノ線の位置ですがM のチャンバーを基本としていますが絶対とは思われないので貫通位置を敢えて記しません。写真を見てある程度推測が出来るものと思いますが、私のいちチャレンジですので、ミスリードになってはいけないとも思いました。但し、貫通作業だけは慎重に、と申し上げます。ズレや後処理を雑にしてノズルを痛めたり気密性を落としたりしない事です。
3回に分けてだらだらと書いてきましたが、勿論これからの私のメインのセカンダリーとして使っていく積もりです。折しも気温は本格的な春を迎えて上昇の一途。早くフィールドで撃ちたいものです。

いまの流行はこんなイメージですかね? 確かに小型で多機能でカッチョイイのですが.....

個人的にはオールドなシュアファイアが今でも好みですね~。貧乏英軍なら今もこれを付けているかも知れません
長ものと言わず、ハンドガンと言わずゴテゴテと色んなものを付けてゲームするのが流行のようですが、ライトだけは必要だと思います。でもおっさんは使い方がシンプルでないといざというとき何も役に立たないのをよく知っています。未だにプレススイッチ付きシュアファイアの扱いが一番だと思っております。ぎゃはは
~とかなんとか大上段に構えてたキャッチコピーですが大がかりな改修はどなたか知識と資金のあるお方にお任せ~のスタンスで、あまりお金もかけない貧民の対策案をしたためて参ります。毎度の事ですがトレースなさる方は自己責任でお願いします。下手をすれば改良どころか改悪になるポイントがありますので.....。
1.フロントサイト
アルミスライドがウリなのにフロントサイトは填め込み式!指の腹で強く押すだけで外れます これじゃゲーム中に紛失間違いなし

マ●イ のGLOCK に同梱されているフロントサイトを流用 填め込み部分を少しヤスるだけで後はネジ留めでがっちり固定可能
ミリフォトで見る英軍仕様のフロントサイトとは些か形が違いますが、近く改修して更にシルエットを似せてやろうと思っています
2.インナーバレルとチャンバーパッキン
前回触れたようにSA のインナーバレルは切りかきが横にも縦にも広いということ、更にチャンバーパッキンも高圧仕様のものですから、日本仕様になった場合、かなりブレが生じる事となります。しかしゲームで使う以上、命中精度はないがしろに出来ないところですから、カスタムバレルと交換します。チャンバーブロックはM と殆ど変わりませんから換装は至って簡単です。タイトバレルに変更したのは覚束ない初速をもう少し上げたいと言う意味合いもあります。ついでにチャンバーパッキンも換えてみましたが、写真にある柔らかめのものは更に初速を落とす事になりました。やはり「溜め」がこの銃の重要な要素になっていました!
チャンバーブロックはネジ2本で簡単に分解できます M のものと殆ど変わりませんが純正ではないとアウターバレルに入りません
ざっくり申せばガス流量が多いため柔らかいパッキンですと踏ん張りきれずにズルリと発射されてしまう(初速67m/s) のが原因のようです。写真のファイアフライも「甘口なまこ」ではなくデフォルトのパッキンに戻したところほぼ満足行く初速(75m/s )が得られました。「辛口なまこ」に換えれば初速も命中精度も良い結果が出そうです。
3.ローディングノズル
さて2.で述べた初速ですがばらつきが出ます。その理由はチャンバーパッキンにBB を押し込むローディングノズルが僅かに寸足らずでBB の装填位置が一定しないためと推理しました。ローディングノズルはシリンダーと一体化しており、元より形状はマルイとは互換性が全くありません。ローディングノズルを延長するのが良いのですが、その術を私は知りません。仮に後付の延長ノズルを作ったとて剛性と気密に自信が持てるような工作は私には手に余ります。


0.5mm のピアノ線をローディングノズルの先端やや下側に横断させてスラント角度が急でBB がチャンバーパッキンの下側に潜り込む事を防ぐ役目をします
【左】M のノズルとほぼ同じ位置にBB を保持させる事が出来ます 【右】ホールドオープンしたスライドから覗くローディングノズル
【左】初速は概ね75m/s をキープ 何より初速のばらつきがなくなりました 【右】7m 手持ちでの実射結果 レストすればもっと良い結果でしょう
命中精度はチャンバーパッキンを換装すればもっと良くなると思われます。また気温が上がればオリジナルも固いとは言えゴムですからもう少し良い感じになるでしょう。なお、ピアノ線の位置ですがM のチャンバーを基本としていますが絶対とは思われないので貫通位置を敢えて記しません。写真を見てある程度推測が出来るものと思いますが、私のいちチャレンジですので、ミスリードになってはいけないとも思いました。但し、貫通作業だけは慎重に、と申し上げます。ズレや後処理を雑にしてノズルを痛めたり気密性を落としたりしない事です。
3回に分けてだらだらと書いてきましたが、勿論これからの私のメインのセカンダリーとして使っていく積もりです。折しも気温は本格的な春を迎えて上昇の一途。早くフィールドで撃ちたいものです。
いまの流行はこんなイメージですかね? 確かに小型で多機能でカッチョイイのですが.....
個人的にはオールドなシュアファイアが今でも好みですね~。貧乏英軍なら今もこれを付けているかも知れません
長ものと言わず、ハンドガンと言わずゴテゴテと色んなものを付けてゲームするのが流行のようですが、ライトだけは必要だと思います。でもおっさんは使い方がシンプルでないといざというとき何も役に立たないのをよく知っています。未だにプレススイッチ付きシュアファイアの扱いが一番だと思っております。ぎゃはは
Posted by Kafu' at 01:47│Comments(0)
│GLOCK 17 Gen.4 (L131A1)
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