2018年03月17日
VIRTUS Soldier System のこと (Pouches Vol.1)
既報のSTV と CHASSIS/MOLLE HIP BELT & YOKE にポウチ類を取り付けた全体像 DWD(Dynamic Weight Distribution System) も装着
SA80 を持っていなければ英軍には見えないシルエット モデルは論外ですが Virtus Soldier System はエラく垢抜けたイメ-ジ 野暮さが無いのが寂しい
ここに掲出するのは基本のベルトキット達です。何れもが2015、16年製であって初期型とも言うべきものでしょう。2020年を新しいソルジャ-システムの完成と MoD がアナウンスしていることからまだ改変の余地があるものと思われます。OSPREY の最後期のMolle テ-プの色合いがかなり濃いのに対してこれらのテ-プの発色は総じて淡く形状の変更は勿論のこと、今後はテ-プ色がもっと濃くなるんではないかと想像しています。また一部で取りざたされているアドミンポウチなどが現在はテスト段階だという情報もあり、情報元からはVersion 2 が出るとも言っていますから決して安心できる !? 装備とも言えないですね。ともあれ現状はこれが限界かな? 少しご紹介しておきます。
Chassis/Molle Hip Belt に取り付けたポウチ類:左からAmmunition Pouch×2、Frog、Water Bottle Pouch、Medical pouch、Utility Pouch、Smoke Granade Pouch
YOKE はOSPREY の4点支持から3点支持へ変更 同時に肩への負担軽減を意識した幅広の造りになっています ベルトバックルは流行の金属ではなくワンタッチで着脱が可能な樹脂製を採用
Yoke と Hip Belt との結合は OSPREY の Dリングより更に簡便なベルトの折り返しで引っ掛ける方式となって一層パ-ツ量を減らす事に成功しています ナイロンデニ-ルの硬さに依存した
ものですが 腰で重さを受けるのが前提だからでしょう 上掲写真を見ると末広がりが分かると思います これが Virtus のHip Belt の特徴で腰に巻くと各々のポウチが真下に向く様になります
Virtus Soldier System の Pouch あれこれ
形状を見るとおり、今までのポウチとは形状が明らかに違います。P37であれ44,58,PLCE、OSPREY ベルトキットなどはご存じの通り、生地の素材は違えど伝統的に英軍のそれは形状を維持するために腐心していたと思われる節があります。一言で言えば「常に箱形の形状」を保ち、物を放り込む !? といった風情です。対して Virtus の新型はイスラエルのSOURCE 社が製作を担当しているからか、てんで気にせず自由な発想で作った物のようです。メディックポウチ、ウォ-タ-ボトルポウチは別として、一言で言えば「使わないときはぺちゃんこ」です。即ちロ-プロ化が念頭に置かれていまして所謂、ボトムのマチの取り方がまるで違います。就中、マグポウチは1~3本までの間で自在に形を変えますし、マチのお陰で取り出しやすいように段差すら作り出します。そのくせ何も入れなければ嵩張らない形に変貌するのですから何も入っていないときでも「箱」を吊り下げることもなく慣れさえすればかなり使い勝手は良いと思いますし兵士の間でも評価は高いのではないかと推察します。
<Medic Pouch>
OSPREY ベルトキットのメディックポウチと大きく変わっていませんが 中のコンパ-トメントがベルクロ固定の別体式となって緊急時の取り出し易さが向上しています 収納量も余裕があります
<Water Bottle Pouch>
グレネ-ドバンダリアと同じような仕組みの” 水筒 " ポウチ ベルクロで留めてあるタブを引くと水筒がせり上がる仕組み
<Ammunition Pouch>
ドロウしやすいのは2本まででしょうがM4 系マガジンなら3本が入り見た目以上に携行可能弾数が多いのが特徴 ホックでもベルクロでもフラップを固定できますがAK マグも入ります
マグプル装着でも余裕をもって収納可能 マチのお陰で手前が一段上に上がるというギミックもあります
Virtus Helmet ( REVISION Batlskin Cobra helmet )は Mk. Ⅶ よりエイミングのし易さが向上 何より軽量! LLM Mk.3 を装着したSA80 A2 で漸く現代装備に追い着いたかな?
装備に合わせた ELCAN SPECTER OSX4 , LLM Mk.3 を装着したL85 A2 LLM がモックなのが少し不満になってきました
<続く~>
Chassis/Molle Hip Belt に取り付けたポウチ類:左からAmmunition Pouch×2、Frog、Water Bottle Pouch、Medical pouch、Utility Pouch、Smoke Granade Pouch
YOKE はOSPREY の4点支持から3点支持へ変更 同時に肩への負担軽減を意識した幅広の造りになっています ベルトバックルは流行の金属ではなくワンタッチで着脱が可能な樹脂製を採用
Yoke と Hip Belt との結合は OSPREY の Dリングより更に簡便なベルトの折り返しで引っ掛ける方式となって一層パ-ツ量を減らす事に成功しています ナイロンデニ-ルの硬さに依存した
ものですが 腰で重さを受けるのが前提だからでしょう 上掲写真を見ると末広がりが分かると思います これが Virtus のHip Belt の特徴で腰に巻くと各々のポウチが真下に向く様になります
Virtus Soldier System の Pouch あれこれ
形状を見るとおり、今までのポウチとは形状が明らかに違います。P37であれ44,58,PLCE、OSPREY ベルトキットなどはご存じの通り、生地の素材は違えど伝統的に英軍のそれは形状を維持するために腐心していたと思われる節があります。一言で言えば「常に箱形の形状」を保ち、物を放り込む !? といった風情です。対して Virtus の新型はイスラエルのSOURCE 社が製作を担当しているからか、てんで気にせず自由な発想で作った物のようです。メディックポウチ、ウォ-タ-ボトルポウチは別として、一言で言えば「使わないときはぺちゃんこ」です。即ちロ-プロ化が念頭に置かれていまして所謂、ボトムのマチの取り方がまるで違います。就中、マグポウチは1~3本までの間で自在に形を変えますし、マチのお陰で取り出しやすいように段差すら作り出します。そのくせ何も入れなければ嵩張らない形に変貌するのですから何も入っていないときでも「箱」を吊り下げることもなく慣れさえすればかなり使い勝手は良いと思いますし兵士の間でも評価は高いのではないかと推察します。
OSPREY ベルトキットのメディックポウチと大きく変わっていませんが 中のコンパ-トメントがベルクロ固定の別体式となって緊急時の取り出し易さが向上しています 収納量も余裕があります
<Water Bottle Pouch>
グレネ-ドバンダリアと同じような仕組みの” 水筒 " ポウチ ベルクロで留めてあるタブを引くと水筒がせり上がる仕組み
<Ammunition Pouch>
ドロウしやすいのは2本まででしょうがM4 系マガジンなら3本が入り見た目以上に携行可能弾数が多いのが特徴 ホックでもベルクロでもフラップを固定できますがAK マグも入ります
マグプル装着でも余裕をもって収納可能 マチのお陰で手前が一段上に上がるというギミックもあります
Virtus Helmet ( REVISION Batlskin Cobra helmet )は Mk. Ⅶ よりエイミングのし易さが向上 何より軽量! LLM Mk.3 を装着したSA80 A2 で漸く現代装備に追い着いたかな?
装備に合わせた ELCAN SPECTER OSX4 , LLM Mk.3 を装着したL85 A2 LLM がモックなのが少し不満になってきました
<続く~>
タグ :VIRTUS SOLDIER SYSTEMREVISION Batlskin Cobra helmetScalable Tactical VestChassis/Molle Hip BeltLLM Mk.3L85A2イギリス軍装備英軍個人装備英軍装備
Posted by Kafu' at 00:40│Comments(0)
│L85│BODY ARMOUR ( Virtus,OSPREY,ECBA )│Mk.8 Helmet (Batlskin Cobra +)│ELCAN SPECTER OS4X│MTP
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