2018年03月01日

VIRTUS Soldier System のこと (STV ・Chassis & DWD)


Virtus Soldier System の革新的で先進的な2つ目(1つ目はSTV)のフュ-チャ-はDWD ( Dynamic Weight Distribution System)・・・・だそうな


かねてからVIRTUS SOLDIER SYSTEM の中では衆目を集めていたのが背中に走っている背骨の様なものでした。脊髄パッドにしては幅が狭めでなんじゃいな?と思っていましたがこれが新型装備のキモであるDWD ( Dynamic Weight Distribution System) のSPINE (直訳すれば脊髄!)部分でした。この背骨にばかり目がいきますが、実は根幹となるのがChassis (シャ-シ)/Molle Hip belt &Yoke となります。煎じ詰めて言えば背骨を支える腰骨の役目を果たします。当初、タダのヒップベルトやんけ~!なんでシャ-シなんて勿体付けた呼び方をするんや!!と批判めいた事を嘯いていたのです。しかし、実際に手にとって見て得心しました。写真で見てお解りになるとおり、従前のヒップベルトの様に腰周りをやんわり包む物ではなく、左右と後部にそれぞれ非常に固い素材が仕込んであり、文字通りシャ-シ!です。この”固い” ヒップベルトが縦方向にへしゃげることなく SPINE を支えるのです。



【左】先ずはヒップベルトを腰にしっかりとセットして3点支持のYOKEを取り付けます        【右】STV に取り付けたSPINE の先端をヒップベルトにある取り付けポケットに差し込みます



SPINE 先端にあるベルクロ付きル-プをポケットに固定してセット完了




【左】DWD コントロ-ルユニットのプレスボタンを押して                       【右】STV を好みの高さにせり上げます



【横からの図】 せり上がり方が分かると思いますがこれによって腰と肩に重量を分散させると同時に上半身の動きを軽くさせることが出来ます



シャ-シ(ヒップベルト)を起点に左右に体を振るような動作も軽々と出来ます OSPREY はこれが非常にし辛かった
この図はSOURCE 社のカタログに出てくる画像のパクりです でもどうしても自分でやってみたかったのよね~face05



原理は非常に簡単で、私も幾度か記事の中で書いたように大型登山用ザックのヒップベルトと同じ考えで、英軍のベルゲンでもとっくに採用されています(と言いますか登山ではもう何十年も前から採用されていますから目新しくも何でもないもの)。即ちヒップベルトを腰骨に固定して、腰と肩で重量配分するというものです。しかし、VIRTUS SOLDIER SYSTEM で画期的なのは別体のシャ-シ(ヒップベルト)とベストを分割することにより、重たいボディア-マ-でも重量配分を可能にしたと言う点です。これなら以前と変わらずシャ-シにモ-ルテ-プを縫いつけヒップベルトとしても使えるし、SPINE をSTV 以外の大容量ベルゲンに取り付ければ、行軍に於いてもより柔軟で肩に優しい行動が採れる訳です。実際に使ってみるとフル装備なら身動きにも支障が出るし、肩の疲労が甚だしいOSPREY との比ではなく、軽量化されたヘルメットなども含め、このシステムはかなり兵士にとって有り難いものであることが判りました。見た目はイロモノっぽいところが気に入りませんが、ハイドレ-ションやベルゲンを背負えば判らないですし、わたしにとってはちょいとポイントが高くなった新装備です。



・・・・・・・って事で Rider 3L Hydration / 従来のキャメルバックより掃除がしやすく出し入れも簡単なSOURCE 社のオリジナル 





DWD の屋台骨であるテレスコピック SPINE















次回はポウチ類の説明なぞをしようかと思います








この記事へのコメント
はじめましてこんにちは
DWDを探しておりますが、見つかりません。
よろしければどこで手に入れたか教えていただくことは可能でしょうか
Posted by m6a1k at 2018年07月07日 21:07
m6a1k 様:申し訳ありませんが、入手経路に就いては合法的であると言うこと以外はお答えいたしかねます。

今現在の状況をかいつまんで申し上げると、日本の英軍ファンとは比べものにならない数の海外(それも大陸)のマニアが買い漁っているようで、残念ながら市場原理が働いて取引価格は上昇傾向です。しかしDWD も単品で出回りだしてはいるようです。
Posted by Kafu'Kafu' at 2018年07月07日 22:30
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