2014年03月15日

続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)

続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
スコープマウントを換えてICS L85A2 に取り付けたG&G 製SUSAT



3ヶ月前にオベリスクのズレを直したG&G 製のSUSAT ですが、その後実戦(ゲームで)に投入していますがかなりかっちょ悪い状態となっていました。それというのもスコープ内のオベリスク先端より遙かに上をBB が飛んでいくのです。本来SUSAT はスコープベースが上下左右に動きゼロインをする訳ですが、狙点と着弾(概ね30m)を一致させようとするとスコープベースを思い切り後ろ下げにせざるを得ませんでした。即ちなまじ実物と同じようにレンズ中心にオベリスクを持ってくると、エアソフトのレベルでは着弾位置が上に行ってしまうことに起因します。私の場合はスコープベースが後ろでボトミングしてしまい、これ以上は動かない状態です。同じSUSAT や多分根が一緒と思われるUFC の物をお持ちの方は同様の悩みをお持ちではないかと思います。

続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
【左】狙点と着弾点を合わせるとこんな状態                          【右】美的にも精神安定的にも理想の位置


続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
こうなったらこうするしかないんとちゃうの?(^^;


横から見ると後ろ下がりのSUSAT は不細工の何ものでもなく、私の美意識からは著しく外れます。ゲームの度に見ては嘆息の繰り返し。悶々とするのにもそろそろ飽きて来ましたから、例によって出たとこ勝負でオベリスク位置を変えてやろうと思います。



1.ふたたび分解

続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
裏蓋を外し、矢印のアクリル製オベリスクを引き抜きます 弱いゴム系の接着剤で留めてあるだけなので簡単に抜けます



2.オベリスクの加工

先端が光るオベリスクはアクリル製の2段階の円錐で出来ています。スコープ中心に突き出すように取り付けられていますが、新たに作るのも手間なので手を加えて高さを上げようと思います。それには抜け止めになっている後端の円盤部を削り込んで細くし、突きだし量を増やせば良いわけです。赤いイルミネーターからは少し離れますが(イルミネーターとオベリスクの関係は前回の記事を参照してください)先端の光り具合には余り影響は出ないようです。



続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
【左】抜き取ったアクリル製オベリスク 広くなっている部分を・・・・     →          【右】リューターにセットして平ヤスリを使って細くします


続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
できあがり!広くなっている部分約1.5mm分を高さ調整に回すことが出来ます。更に押し込めば概ね2.5mmが調整幅となります。

30mでゼロインするなら約80cm程度の調整がオベリスクだけで出来る勘定になりますか、ね? ※後端は光を拾うために磨いておきます


3.組み込み

組み込みは難しくありません。突きだし用の穴に柔らかく叩きながら入れ、押し込むときは爪楊枝のような後端部を痛めない素材で丁寧に押し込んでいけば良いだけです。固定は私の場合、軽く瞬着を使いました。予めこうなるであろうと仮説を立ててではありますが、無事出たとこ勝負に勝利しました。ホッ

続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
削り過ぎだけは厳禁です。スコスコになると左右のブレまで惹起して始末が悪くなります。削っては仮組みの繰り返しをお勧めします



続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)
この画像ではさっぱり判りませんねぇ~(^^; しかしええ感じになっておりますよ~




今年こそハートロックに.....以前にも同じ様なこと言っていたな


行きたいものです。今年のHEART ROCK 2.0 は年代設定2004~2006年 だそうで。仮に参加できるとしたら、と妄想逞しくICS L85A2 と組んでみました。そろそろガスも使える季節目前ということでUGL もセットです。

近接戦闘、CQB 戦で主に使うL22A2 には以前作ったダットサイトSUSAT を移植して、G&G SUSAT は射程の長いICS L85A2 用にコンバート。スコープマウントはサイズが合いませんからMMC のものを流用しています。久々のSUSAT , 旧型ハイダー、UGL の組み合わせですが何だか新鮮に感じます。


続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)



続 G&G 新型SUSAT (今度はエレベーション)






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Posted by Kafu' at 00:07│Comments(4)L85SUSAT
この記事へのコメント
初めてコメントさせて頂きます。
特別英軍びいきではありませんがL85には真摯に愛情を注いでいる者です。
置物と化していたG&GSUSATが本記事および前記事により見事に前線に返り咲きました。
自分は左右の調整時、電池収納部分からダハプリズム固定具までを中心出しし、細いドリルで貫通。手ごろな螺子を差込んで軸として左右の調整を行いました。
この記事を見なければ今でもビニールテープをレールに貼り付けて無理やり調整していたでしょう。
本当に感謝に絶えません。ありがとうございました!
Posted by Bad61 at 2014年07月21日 12:22
bad61様:ダハプリズム部分を貫通させて左右調整を出来るようにされたのですね?

素晴らしいアイディアと高い工作能力の賜物だと思います。

私の駄ブログの記事がお役にたつなんて嬉しい限りです。寧ろ私の方が感動してしまいました。わざわざの書き込みありがとうございます。
Posted by Kafu'Kafu' at 2014年07月21日 13:10
蛇足になってしまいますが誤解を招く表現かもしれなかったので訂正を一つ。
電池収納側から土台、およびダハプリズム固定具の下部までのドリル加工で、ダハプリズム自体にドリルを突っ込んだわけではないのです。さすがにプリズム貫通は・・・
何度も失礼しました。私も返信がいただけてうれしかったです。応援しています!それでは!
Posted by bad61 at 2014年07月21日 23:10
Bad61様:なるほど!ABSの基部まででしたか!それにしても凄いです。
バラした方は判ると思うのですが、中心をバッテリー収納部分から出そうとするのも相当なものです。

私もちらりと考えたのですが、矢張り諦めましたもの。矢っ張り感服ものです。

これからも、御指南下さい(^^)
Posted by Kafu'Kafu' at 2014年07月21日 23:19
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