2013年02月02日
G&G L85A2(今更ですが/ その2)

その1・・・で書きましたがG&G製のL85は箱出しレベルでも使えると書きましたが、日本の販社を通したものという前提がつきます。しかし、これとて所詮は中華製。メカボックス内の洗浄、シム調整などは自己責任で整備しなければなりません。中にはバネカットのみであったり、ノズルに噛ませ板を入れて吐出圧を下げて日本の基準をクリアしている粗悪な対応のものもありますから、そう言ったものの調整にもお役に立てばと思います。但し以下の記事はシム調整、グリスアップ以外はなさらない方には不要なものと思います。
さて私は出来るだけメンテナンスフリーにしたいズボラ派ですから、最初だけは手を掛けます。このG&GのL85も購入から早や四年。最も酷使されていながらバレルクリーニング以外、過去4回ほどしかメンテナンスをしていませんが、スプリングガイドの基部の破断以外ノートラブルです。しかもこのL85はスプリングガイドがおかしくなりながらも撃ち続けることが出来た強者でもあります。
抜き出したチャンバー部とインナーバレル

前回、オリジナルのチャンバーを利用と記しましたが、ホップアームはファーストのストライクチャンバーを組み込んでいます。元々チャンバー部分はマルイのM4/M16 系のチャンバーをまるパクリしていますから、サードパーティのパーツも流用できます。従ってファーストのストライクチャンバーもかんたんに移植できます。ご存じの通り、従来型のこのチャンバーはピーキーでホップ調整が難しいのですがファーストのものはホップの掛かりも安定します。

国内販売会社からの商品でしたが、チャンバーパッキンはオリジナルのままでしたから国内用に柔らかいもの換えるために、ファイアフライの電気くらげに換装しています。ゴムの突起が4本出て正位置さえ出れば安定したホップの掛かりが期待できます。

バレルはマッドブルのM16A2 用のロングバレル。素材はアルミの様ですが誤差が少なく且つ軽いという利点を持っています。他社にも素晴らしいバレルが幾つもあるのですが比較的安価で安定した性能を持っているのでつい習い性でこいつを入れてしまいます。

メカボックス
後発ICS 製ほどではありませんが、機関部とピストン部が分割できる構造となっており、メカボックスをバラす際によく起こるメインスプリング飛びだしやそれに付随するパーツの飛散は起こりえません。全体、メカボックスのメンテナンス性を向上させているのは本家マルイではなく、海外製からのものの方が多いですね。


後発ICSよりも劣るとはいえ、ピン21本とパットプレートの固定ねじ(上のみ)でフィールドストリッピングが可能。
※間違っていましたピン1本と固定ネジで可能です!

テイクダウン
ピストン・シリンダー部

取り外したシリンダー・ピストン部/上がボルト稼働を司るパーツ
さて、ピストン部では少々触っていまして、ノズルはM4用のパカ山ノズルを加工して入れ込んでいます。折角、チャンバーパキンを精度の高いものを入れてもチャンバーに入るBB弾の位置を常に一定位置に押し込まねば弾道は安定しませんからね。尤も、G&Gのシリンダーヘッドはノズル共々自社製で特にシリンダーの吐出筒はマルイのものと較べると細く、パカ山ノズルをそのままインストールしても気密が取れません。

ノズル内側に見える黒い輪っかが気密アップのOリング
そこでノズルの内側にリューターで溝を切り極薄のOリングをはめ込んでいます。私の場合は、KM社製のノズルのOリングを流用しています。私が手を入れた当時はでんでん虫などのノズルは発売されていませんでしたが、このアイテムも同様の効果を期待できると思います。前述のスプリングガイドはシステマ製のVer.3 用を奢っていましたが何故かスチール基部が破断してオリジナルに戻しています。ちょっと珍しい事故でした。


【左】シリンダー・ピストン部とギアボックス部はピン一本で分離可能 【右】シンプルなシリンダー・ピストン部の内部。スプリングガイドはVer.3用と互換
<続く>
抜き出したチャンバー部とインナーバレル
前回、オリジナルのチャンバーを利用と記しましたが、ホップアームはファーストのストライクチャンバーを組み込んでいます。元々チャンバー部分はマルイのM4/M16 系のチャンバーをまるパクリしていますから、サードパーティのパーツも流用できます。従ってファーストのストライクチャンバーもかんたんに移植できます。ご存じの通り、従来型のこのチャンバーはピーキーでホップ調整が難しいのですがファーストのものはホップの掛かりも安定します。
国内販売会社からの商品でしたが、チャンバーパッキンはオリジナルのままでしたから国内用に柔らかいもの換えるために、ファイアフライの電気くらげに換装しています。ゴムの突起が4本出て正位置さえ出れば安定したホップの掛かりが期待できます。
バレルはマッドブルのM16A2 用のロングバレル。素材はアルミの様ですが誤差が少なく且つ軽いという利点を持っています。他社にも素晴らしいバレルが幾つもあるのですが比較的安価で安定した性能を持っているのでつい習い性でこいつを入れてしまいます。
メカボックス
後発ICS 製ほどではありませんが、機関部とピストン部が分割できる構造となっており、メカボックスをバラす際によく起こるメインスプリング飛びだしやそれに付随するパーツの飛散は起こりえません。全体、メカボックスのメンテナンス性を向上させているのは本家マルイではなく、海外製からのものの方が多いですね。
後発ICSよりも劣るとはいえ、ピン
※間違っていましたピン1本と固定ネジで可能です!
テイクダウン
ピストン・シリンダー部
取り外したシリンダー・ピストン部/上がボルト稼働を司るパーツ
さて、ピストン部では少々触っていまして、ノズルはM4用のパカ山ノズルを加工して入れ込んでいます。折角、チャンバーパキンを精度の高いものを入れてもチャンバーに入るBB弾の位置を常に一定位置に押し込まねば弾道は安定しませんからね。尤も、G&Gのシリンダーヘッドはノズル共々自社製で特にシリンダーの吐出筒はマルイのものと較べると細く、パカ山ノズルをそのままインストールしても気密が取れません。
ノズル内側に見える黒い輪っかが気密アップのOリング
そこでノズルの内側にリューターで溝を切り極薄のOリングをはめ込んでいます。私の場合は、KM社製のノズルのOリングを流用しています。私が手を入れた当時はでんでん虫などのノズルは発売されていませんでしたが、このアイテムも同様の効果を期待できると思います。前述のスプリングガイドはシステマ製のVer.3 用を奢っていましたが何故かスチール基部が破断してオリジナルに戻しています。ちょっと珍しい事故でした。
【左】シリンダー・ピストン部とギアボックス部はピン一本で分離可能 【右】シンプルなシリンダー・ピストン部の内部。スプリングガイドはVer.3用と互換
<続く>
Posted by Kafu' at 01:09│Comments(7)
│L85
この記事へのコメント
L85の啓蒙活動、お疲れさまです。
G&GとICS、電動ガン初心者以外は何とか使えるL85かと思います。
後輩はICSを箱出し状態でゲームユースしておりますが、未だ不具合の報告は聞いておりません。
当たり外れが多い中華系トイガンですが、救いは両社共〝本中華〟ではないところですね。
G&Gは仰せのとおり、先発(中発?)ながら良くできていると思います。
レールハンドガードへの換装もフロントサイトを加工すれば本物が〝すんなり〟ついてしまったのには感激しました。
最近本物の樹脂ハンドガードを入手しまして、イラク戦装備やDDPMも捨てがたく、G&Gをもう一丁購入して移植したろかいなと画策しています。
G&GとICS、電動ガン初心者以外は何とか使えるL85かと思います。
後輩はICSを箱出し状態でゲームユースしておりますが、未だ不具合の報告は聞いておりません。
当たり外れが多い中華系トイガンですが、救いは両社共〝本中華〟ではないところですね。
G&Gは仰せのとおり、先発(中発?)ながら良くできていると思います。
レールハンドガードへの換装もフロントサイトを加工すれば本物が〝すんなり〟ついてしまったのには感激しました。
最近本物の樹脂ハンドガードを入手しまして、イラク戦装備やDDPMも捨てがたく、G&Gをもう一丁購入して移植したろかいなと画策しています。
Posted by NARU at 2013年02月03日 11:06
NARU様:ICSはトイガンとしては、メンテナンス性に優れておりよく出来ていると思いますが電装系はスイッチ周りがアッパーレシーバーのクーリングホールから見えるなど少し「ゆるせない」ところが在ります。
G&Gは、と言えば配線周りのクリップの造り付けであったり、メカボの分割に独自のピンを作ったり凝った造りをしていて、こんなマイナーな銃なのに相当なアイデアを盛り込んでいます。このL85は、間違いなく採算度外視なモデルだと思います。
私ももう一丁行きたいところです。
G&Gは、と言えば配線周りのクリップの造り付けであったり、メカボの分割に独自のピンを作ったり凝った造りをしていて、こんなマイナーな銃なのに相当なアイデアを盛り込んでいます。このL85は、間違いなく採算度外視なモデルだと思います。
私ももう一丁行きたいところです。
Posted by Kafu'
at 2013年02月03日 13:13

突然のコメントすみません。
自分は電動ガン初心者でL85A2の電動ガンの購入を検討しています。
Kafu'さんのブログを拝見させて頂いたところ、箱だしで命中率の高いG&G製はセミオートで撃てないことがあり、レールハンドガードをポン付けできないとのことで、ICS製をガンスミスバトンで購入しようと考えているのですが、やはり調整済みのものを購入しても、内部パーツを変えていなければ命中率は悪いと考えたほうがよろしいでしょうか?
宜しければ回答お願いします。
自分は電動ガン初心者でL85A2の電動ガンの購入を検討しています。
Kafu'さんのブログを拝見させて頂いたところ、箱だしで命中率の高いG&G製はセミオートで撃てないことがあり、レールハンドガードをポン付けできないとのことで、ICS製をガンスミスバトンで購入しようと考えているのですが、やはり調整済みのものを購入しても、内部パーツを変えていなければ命中率は悪いと考えたほうがよろしいでしょうか?
宜しければ回答お願いします。
Posted by N-marines01 at 2013年02月05日 20:31
N-marines01さん:こんばんは~。
G&G L85は確かにセミオートがスイッチのタイミングずれでセミオートが撃てないときがあります。私はセミオートよりフルでの指切りバーストで対応しています。
レイルハンドガードですがこの後の項で書こうと思っていますが、G&G用のレプリカなら問題なく取付け出来ると思います。私が記しているのはダニエル・ディフェンス社製の実物レイルハンドガードのことです。
調整済みというのならICSは良いと思います。ガンスミスバトンさんの調整は私自身はオーダーしたことがありませんが、友人の多くが調整や調整済みの銃を頼んでおり、評判は上々ですよ。何よりめんどくさいメカボの調整・グリスアップをやってくれるんですから。私は貧乏性なのと、いじって見たい派なだけかも知れません。
内部パーツの変更はバランスです。ひとつを変えても効果がない場合もありますし、私もかつてはその迷路に迷い込んだ一人です。命中率アップパーツも然りです。
個人的な意見で恐縮ですがアサルトライフルを使ってサバゲでのドッグファイトは精々20~30mまでかと考えています。30mでヘッドショット程度ならさして内部パーツを買えなくても実現可能でしょう。
それにG&G,ICSのメカボックス内はスチールギアを奢っていたりして、総じてマルイより耐久性が高いですし精度も上がってきています。台湾製侮れません。
G&G L85は確かにセミオートがスイッチのタイミングずれでセミオートが撃てないときがあります。私はセミオートよりフルでの指切りバーストで対応しています。
レイルハンドガードですがこの後の項で書こうと思っていますが、G&G用のレプリカなら問題なく取付け出来ると思います。私が記しているのはダニエル・ディフェンス社製の実物レイルハンドガードのことです。
調整済みというのならICSは良いと思います。ガンスミスバトンさんの調整は私自身はオーダーしたことがありませんが、友人の多くが調整や調整済みの銃を頼んでおり、評判は上々ですよ。何よりめんどくさいメカボの調整・グリスアップをやってくれるんですから。私は貧乏性なのと、いじって見たい派なだけかも知れません。
内部パーツの変更はバランスです。ひとつを変えても効果がない場合もありますし、私もかつてはその迷路に迷い込んだ一人です。命中率アップパーツも然りです。
個人的な意見で恐縮ですがアサルトライフルを使ってサバゲでのドッグファイトは精々20~30mまでかと考えています。30mでヘッドショット程度ならさして内部パーツを買えなくても実現可能でしょう。
それにG&G,ICSのメカボックス内はスチールギアを奢っていたりして、総じてマルイより耐久性が高いですし精度も上がってきています。台湾製侮れません。
Posted by Kafu' at 2013年02月05日 22:56
御回答ありがとうございます。
自分はマルイが一番だと思っていましたが、G&G,ICSのメカボックスの方がマルイより耐久性が高く精度があるとは!
またG&G L85対応のレプリカのレイルハンドガードがあるとは知りませんでした。
有益な情報ありがとうございます。
ですが自分はサバゲーでセミオート戦に参加してみたいのでICS製にしようと思います。
しかしひとつ問題があって、ICS L85はフルメタルですよね?
自分は手掌多汗症という手汗が異常に出てしまう病気を患っているのですが、フルメタルの電動ガンは水がつくとすぐに錆びてしまうものなのでしょうか?
宜しければ回答お願いします。
自分はマルイが一番だと思っていましたが、G&G,ICSのメカボックスの方がマルイより耐久性が高く精度があるとは!
またG&G L85対応のレプリカのレイルハンドガードがあるとは知りませんでした。
有益な情報ありがとうございます。
ですが自分はサバゲーでセミオート戦に参加してみたいのでICS製にしようと思います。
しかしひとつ問題があって、ICS L85はフルメタルですよね?
自分は手掌多汗症という手汗が異常に出てしまう病気を患っているのですが、フルメタルの電動ガンは水がつくとすぐに錆びてしまうものなのでしょうか?
宜しければ回答お願いします。
Posted by N-marines01 at 2013年02月06日 21:15
N-marines01 さん:マルイより精度があるとは申してませんよ~(^^;
精度が上がってきていると申しておりまする。
ただし、台湾にしろ中華にしろ日本ほどのジュール規制が厳しくなくかなりの初速でゲームしています。そのため日本仕様にするとなればスプリングを弱くする事になりますから、相対的に耐久性はギア、メカボともマルイより高いと言えるでしょう。
ICSもG&Gもレシーバーはスチール製です。両者ともしっかりと塗装はされていますが、塗装剥がれの部位や傷から当然錆も出ますね。
汗は塩分を含んでいますから、使用後はキチンと拭き上げれば、防止できるのではないでしょうか?グリップは樹脂ですし長い時間直接金属部分に触れることも考えにくいですしね。
貴重な英軍同好の士として、是非ブルパップのL85を手にフィールドを駆けてください!応援申し上げます(^^)
精度が上がってきていると申しておりまする。
ただし、台湾にしろ中華にしろ日本ほどのジュール規制が厳しくなくかなりの初速でゲームしています。そのため日本仕様にするとなればスプリングを弱くする事になりますから、相対的に耐久性はギア、メカボともマルイより高いと言えるでしょう。
ICSもG&Gもレシーバーはスチール製です。両者ともしっかりと塗装はされていますが、塗装剥がれの部位や傷から当然錆も出ますね。
汗は塩分を含んでいますから、使用後はキチンと拭き上げれば、防止できるのではないでしょうか?グリップは樹脂ですし長い時間直接金属部分に触れることも考えにくいですしね。
貴重な英軍同好の士として、是非ブルパップのL85を手にフィールドを駆けてください!応援申し上げます(^^)
Posted by Kafu' at 2013年02月07日 01:04
おっと読み間違い失礼しました^^;
なるほど、使用後キチンと吹き上げれば恐らく防止できるとのことで安心しました。Kafu'さんのお陰でやっと購入に踏み切れます。
二度も回答して頂き本当にありがとうございました。
なるほど、使用後キチンと吹き上げれば恐らく防止できるとのことで安心しました。Kafu'さんのお陰でやっと購入に踏み切れます。
二度も回答して頂き本当にありがとうございました。
Posted by N-marines01 at 2013年02月07日 20:09
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