2012年10月08日
STAR AG80の無謀!?なサイズ修正(その他諸々)Part.3
サイドマウントの改修というか作り直し
考えても見れば、ハンドガードのアクセサリーの取り付け位置は工業生産品としてみれば限りなく無駄を省いて合理的に出来ているはず!?確からしさ、即ち蓋然性が高いであろうとの見地から言えば、ハンドガードの取り付け穴の位置は左右対称だと思われます。この論を推していけばクワドラントサイトの取り付け位置と反対面のマウントベースの取り付け穴の位置は同じのはず。現に実物写真を見ればほぼ間違いないと思います。

更に右側のマウントはSTAR/ARESのUGLとは明らかに全長が違います。今までマウントの凸部の数を数えて実物同様に6本だからと、信用していたのですがこれは完全な思い込みミスでした。無視できない程の全長の違いがあります。実物は恐らく90mm程度、STARのそれは105.5mm 取り付け穴のズレは5mm。
考えても見れば、ハンドガードのアクセサリーの取り付け位置は工業生産品としてみれば限りなく無駄を省いて合理的に出来ているはず!?確からしさ、即ち蓋然性が高いであろうとの見地から言えば、ハンドガードの取り付け穴の位置は左右対称だと思われます。この論を推していけばクワドラントサイトの取り付け位置と反対面のマウントベースの取り付け穴の位置は同じのはず。現に実物写真を見ればほぼ間違いないと思います。
更に右側のマウントはSTAR/ARESのUGLとは明らかに全長が違います。今までマウントの凸部の数を数えて実物同様に6本だからと、信用していたのですがこれは完全な思い込みミスでした。無視できない程の全長の違いがあります。実物は恐らく90mm程度、STARのそれは105.5mm 取り付け穴のズレは5mm。

【左】実銃写真 ・・・・フロントからマウントまでの距離が違います。明らかにSTAR製は長すぎます・・・・・ 【右】STAR UGL
ところがピカティニー規格と思われるSTARのマウントで凸部6本を全長90mmでは実現できません。あれこれ代替マウントを試しましたが奇跡のようにウィーバー規格のマウントベースがパーツボックスから出て来ました。これを当ててみると、!!!!見事6本入るのが判りました。これで問題解決です。
パーツボックスから出てきたのは、昔むかし、M4A1を作りたくて、真鍮削り出しで誂えたアッパーレシーバー用のマウントでした!
但し、手許にあったものでは、凹部幅が足りずLLM01が取り付けられませんでした。その結果、削りを入れてウィーバー規格なのに凹部がピカティニ-規格の5mmという珍妙な合体版になりました。この辺りは甚だ曖昧で想像力を逞しくするより手はありません。適当な長さに切ったあとはパテ埋めと夜な夜なのヤスリ掛け。貧弱な工具での10mmのネジ留め穴の加工には筆舌に尽くせぬ苦労がありました。

【左】マウント台座もサイズを合わせてカット ・・・・・・ この形になるまで夜な夜な5日間 ・・・・・・ 【右】オリジナルとのサイズ比較
ハンドガード取り付け穴の再設定と取り付け方法の変更
クワドラントサイト、マウントベースの改修と取り付け位置の変更でハンドガードに新たな取り付け穴を開ければ、” 不要 ”となる穴も出てきます。そこで穴埋めはパテで....となるのですが、以前からSA80(L85) UGLと言うには違和感が伴ったのはハンドガード先端に位置する取り付け穴でした。

こいつを何とか出来ねぇべか?と最初からずぅっと考えていました。当初はランチャー前方にあるオリジナルの取付ブロックに拘泥しすぎました。取付後にキャップで隠すとか、目立たない3mmのイモネジで留める方法とか考えた挙げ句、本体の取り付け金具を作っちゃえば?という冷静に考えれば当たり前、しかし我ながら目から鱗の工程を採ることにしました。立派な取付ブロックですが、実際はハンドガードの固定以外殆ど応力の掛かるものではないので、新設金具の取付は気が楽です。

【左】ランチャーを分解、上面裏側からタップを立てます。 【中】貫通ボルト用の穴を開けたコの字型金具を整形して取付 【右】こんな感じになります。
取付には付属していた貫通ボルト組を使います。本来STAR製のL85に取り付ける際にフロントサイトブロックに通すものですが、私のG&G 製では使用しないもの(フロントサイトには左右からボルト留めします)でした。
雰囲気出しにワッシャーを一枚噛ますと良い感じになります。
ハンドガードの改修
続いてハンドガードの改修です。穴開け位置と不要になった部分の穴埋めです。一貫して使用しているのはエポキシ系の金属パテです。

パテが硬化した後に、穴開け位置を示すシールを貼って位置決めしてから、ドリルで穴を広げていきます。仕上げを綺麗にすれば塗装後も目立ちません。
穴開け完了後、漸くサイドマウントが取り付けられるようになりました。これでマウントも塗装すれば一気に完成に近づきます。
俄然雰囲気がSA80 UGL になってきました♪♪ でしょ? これをハー● ロックに持ち込みたいものです。
<「最終編」に続く~>
Posted by Kafu' at 00:44│Comments(2)
│L85 UGL(Grenade Launcher)
この記事へのコメント
フルスクラッチのほうが簡単やったんとちゃいますか?
それにしても凄いの一言で済ませませんね。
日本語に単語がありません。
それにしても凄いの一言で済ませませんね。
日本語に単語がありません。
Posted by NARU at 2012年10月09日 16:47
NARU様:フルスクラッチ....甘美な響きの茨の道。
私に其処までの「工業力」があれば、と思います。旋盤とフライスマシーンがあればなぁ~。
でもこのSTARのAG80ってどこもかしこも妙です。
私に其処までの「工業力」があれば、と思います。旋盤とフライスマシーンがあればなぁ~。
でもこのSTARのAG80ってどこもかしこも妙です。
Posted by Kafu' at 2012年10月10日 10:47
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