2017年11月19日
P44 装備らしきもの5
Enfield を手にしてからこのショットを撮りたくてねぇ~(^^ 馬鹿もやすみ休みやれって? はい!なので3ヶ月ぶりでした
夏場にL1A1 を使いたくてコソコソ揃えてきたP44 装備でしたが、色々とあって持ち込めたのは、紅葉が見頃になってきた京丹波にあるCombat Zone Kyoto のフィ-ルドという為体。正午頃こそ暖かったものの、昼過ぎにはかいた汗がさめるのも手伝って惻々と冷えてきて挙句は震えが来る始末。底冷えの京都に熱帯用バトルドレスで行くなんざ我ながらお馬鹿の骨頂でしたね。あ”~寒かった。
この所、秋冬のゲ-ムと言えば、OSPREY など重装備でしたからこの菜っ葉服装備は軽くて、年寄りの私でも軽快(・・・・と本人は思っている)に動けて、季節さえ間違えなけりゃ結構イケルと思いましたな。なんと言ってもブ-ツが軽い!コットンキャンバスにゴム底ですから、コンバ-スのバスケットシュ-ズを履いているような感じです。しかも履き心地までコンバ-スと同じなのでクッション性はまるでなく、実はソルボセインの中敷きを入れてちょっとは具合を良くしています。
1943年に採用されたBattle Dress を熱帯地方用に生地を替えて支給された (・・・・と思われる) Jungle Green colour の Shirts ,Trousers そして Jungle Boots
左腰のBinoculars Case はコマンダ-等が本来ブレ-ス等を利用して腹部側に取り付けるのが教本通りなのですが、プロ-ンするならこの位置でしょ、と勝手に解釈してます
P44 装備が幅を利かせていた地域は概ね赤道直下の熱帯雨林気候地帯で、被服は涼しく且つスコ-ルに遭ってもすぐに乾く薄手なコットン生地が好まれたようです。通気性の良い AERTEX と呼ばれる生地を使用したシャツが兵士に人気があったとのこと。残念ながら当時の被服は使われていたエリアが狭いことからさほどの数が出回らず悲しいかな今ではビンテ-ジの仲間入り。以前は左程人気が無かった様ですが..........。元よりビンボ-な私はホンモノを買えるわけもなく、せめて生地だけは当時に倣ってAERTEX 生地のレプリカがあるのを教えて貰って手に入れました。生地を透かしてみると向こう側が見える織りで、汗を逃がす着心地は蒸し暑い気候下に向いているだろうと確かに思います。色はJG(Jungle Green)と表記される濃い目の緑色です。トラウザ-ズもフロントを二本のベルトで締めるものでしばしば同時期のオ-ストラリア軍のものと混同されますが、ポケットの数など微妙な違いがあってトウシロ-な私なぞ手取り足取り教えてもらった次第。レプリカの故か同じジャングルグリ-ンをチョイスしたものの色目は違います。戦中から60年代にかけてよく見られるシェイプの無いダボっとしたシルエットで膝の動きを妨げないゆったりとした作りです。
緑色と言えば、部隊展開地域はいわゆる密林、ジャングルが主で当然の如く多足類、爬虫類の宝庫でもあり、地面は泥濘やガレ場、崖と言った凡そ革靴には厳しい環境下ですから行動にはキャンバス地にゴム底で出来たジャングルブ-ツが支給されていました。足下を毒虫、蛇といった危険生物から身を守り、且つ足首を痛めないようにするため非常に丈が長く作られています。連れてシュ-レ-スも異様に長いのが特徴。謂わばつま先が割れていない地下足袋の如きものです。渡渉や泥に足を突っ込んでも、水で洗い流して干せば乾く素材ですから、立派な水虫対策にもになったはずです、呵々。かつて足音がしない魔法の靴を履いていると地下足袋の日本兵を評した英兵が時代を隔てて似たものを履くというのは何とも・・・・・・ある意味アイロニ-ではあります。
今回、ゲ-ムのドレスコ-ドを決めていませんでしたが奇しくも英軍年代別バトルドレスが勢揃い と言うか無理矢理並んで貰いました 左からMTP DDPM DPM そして・・・菜っ葉服!?
リアル映像の傑作映画「ダンケルク」の予告編から映像を拝借しました
当時の装備例を見ていますと、基本的にYOKE やハバ-ザックのストラップを皆キチンと肩のエポレットを通しています。時代設定は少し遡りますが大戦中を舞台にした上掲の映画、ダンケルクの場面でもそこの所を押さえていて、思わずほぉ~、と感心した次第。階級章を取り付けるだけではないんですよ~。
この装備をするときは押さえておきたいポイントです
蛇足
マラヤなどで展開したSAS 22連隊の写真を真似した考証無視の" なんちゃってSAS 装備 ” バトルドレスは51年パタ-ンだとか。SAS 特有の大きなベルゲンの邪魔にならぬように
ウェビングベルトから " ぶら下げる ” と言う表現がぴったりなドロップダウンポウチなどを組み合わせます これがブルネイ~ボルネオ戦時代になるとP58 装備とのチャンポンになっていきます
※注 飽くまで「なんちゃって」です 真似て笑われても断固として責任はとりましぇん
この所、秋冬のゲ-ムと言えば、OSPREY など重装備でしたからこの菜っ葉服装備は軽くて、年寄りの私でも軽快(・・・・と本人は思っている)に動けて、季節さえ間違えなけりゃ結構イケルと思いましたな。なんと言ってもブ-ツが軽い!コットンキャンバスにゴム底ですから、コンバ-スのバスケットシュ-ズを履いているような感じです。しかも履き心地までコンバ-スと同じなのでクッション性はまるでなく、実はソルボセインの中敷きを入れてちょっとは具合を良くしています。
1943年に採用されたBattle Dress を熱帯地方用に生地を替えて支給された (・・・・と思われる) Jungle Green colour の Shirts ,Trousers そして Jungle Boots
左腰のBinoculars Case はコマンダ-等が本来ブレ-ス等を利用して腹部側に取り付けるのが教本通りなのですが、プロ-ンするならこの位置でしょ、と勝手に解釈してます
P44 装備が幅を利かせていた地域は概ね赤道直下の熱帯雨林気候地帯で、被服は涼しく且つスコ-ルに遭ってもすぐに乾く薄手なコットン生地が好まれたようです。通気性の良い AERTEX と呼ばれる生地を使用したシャツが兵士に人気があったとのこと。残念ながら当時の被服は使われていたエリアが狭いことからさほどの数が出回らず悲しいかな今ではビンテ-ジの仲間入り。以前は左程人気が無かった様ですが..........。元よりビンボ-な私はホンモノを買えるわけもなく、せめて生地だけは当時に倣ってAERTEX 生地のレプリカがあるのを教えて貰って手に入れました。生地を透かしてみると向こう側が見える織りで、汗を逃がす着心地は蒸し暑い気候下に向いているだろうと確かに思います。色はJG(Jungle Green)と表記される濃い目の緑色です。トラウザ-ズもフロントを二本のベルトで締めるものでしばしば同時期のオ-ストラリア軍のものと混同されますが、ポケットの数など微妙な違いがあってトウシロ-な私なぞ手取り足取り教えてもらった次第。レプリカの故か同じジャングルグリ-ンをチョイスしたものの色目は違います。戦中から60年代にかけてよく見られるシェイプの無いダボっとしたシルエットで膝の動きを妨げないゆったりとした作りです。
緑色と言えば、部隊展開地域はいわゆる密林、ジャングルが主で当然の如く多足類、爬虫類の宝庫でもあり、地面は泥濘やガレ場、崖と言った凡そ革靴には厳しい環境下ですから行動にはキャンバス地にゴム底で出来たジャングルブ-ツが支給されていました。足下を毒虫、蛇といった危険生物から身を守り、且つ足首を痛めないようにするため非常に丈が長く作られています。連れてシュ-レ-スも異様に長いのが特徴。謂わばつま先が割れていない地下足袋の如きものです。渡渉や泥に足を突っ込んでも、水で洗い流して干せば乾く素材ですから、立派な水虫対策にもになったはずです、呵々。かつて足音がしない魔法の靴を履いていると地下足袋の日本兵を評した英兵が時代を隔てて似たものを履くというのは何とも・・・・・・ある意味アイロニ-ではあります。
今回、ゲ-ムのドレスコ-ドを決めていませんでしたが奇しくも英軍年代別バトルドレスが勢揃い と言うか無理矢理並んで貰いました 左からMTP DDPM DPM そして・・・菜っ葉服!?
ところで、装備を纏うときにキモになるのが・・・・・肩のエポレット
リアル映像の傑作映画「ダンケルク」の予告編から映像を拝借しました
当時の装備例を見ていますと、基本的にYOKE やハバ-ザックのストラップを皆キチンと肩のエポレットを通しています。時代設定は少し遡りますが大戦中を舞台にした上掲の映画、ダンケルクの場面でもそこの所を押さえていて、思わずほぉ~、と感心した次第。階級章を取り付けるだけではないんですよ~。
この装備をするときは押さえておきたいポイントです
マラヤなどで展開したSAS 22連隊の写真を真似した考証無視の" なんちゃってSAS 装備 ” バトルドレスは51年パタ-ンだとか。SAS 特有の大きなベルゲンの邪魔にならぬように
ウェビングベルトから " ぶら下げる ” と言う表現がぴったりなドロップダウンポウチなどを組み合わせます これがブルネイ~ボルネオ戦時代になるとP58 装備とのチャンポンになっていきます
※注 飽くまで「なんちゃって」です 真似て笑われても断固として責任はとりましぇん
Posted by Kafu' at 01:29│Comments(0)
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