2015年10月15日
Buffalo Light Weight Smock (冬支度)

現代英軍の冬装備ではマストになりつつある軽量インナー「 SMOCK, LIGHTWEIGHT THERMAL ( PCS ) 」です
沢山の記事ネタばかり集めていながら私事にかまけていっかな筆の進まないこの頃です。季節はいつの間にか秋を通り越して行きそうな勢いで私の住んでいる奈良はこの頃、すっかり冷え込みが厳しくなってきました。春先に東京の友人達はこの冬の準備にと夏至になる前には手に入れていたインナーが遅ればせながら私の手元にもやってきました。
これまでキルティングのインナーもあるにはあったのですが、動きを損ねないようジャーキンと同じく所謂ベスト型が多く、袖口までのものはフリース素材のインナーが用意されていました。これが然し、立派に嵩張るシロモノで、携行するにも随分邪魔になったに違いありません。そうこうしている裡に装備改変に伴いこのサーマルインナーが装備一式に加えられました。私も軍用セーターやジャーキンを防寒具として使っていましたが、このインナーは恐ろしく軽く、且つ保温性の高いもので海外の好事家は冬の犬の散歩の時に使っていると述べるなど、アウターとして使用しても充分な機能を果たします。
Buffalo Thermal Smock とも言われていて、私はBaffalo 社製と思わず「~みたいなぁ」という通称だと思っていたのですが、友人曰く「あんた、正真正銘のBuffalo 社の官給品だっせ」とのこと。世界的に有名な英国のアウトドアグッズメイカーのKarrimor 社、Snugpak 社も納入しているのでどうも本当の話の様です。NSN タグには例によって made in china とあるだけですが、英国、EU 諸国は中国に対して軍用被服などを作らせることに抵抗は全くないようです。軍費の事を考えればCP を優先することは大命題なのかも知れません。コマーシャルモデルではなく軍用なので機能は充分ですし価格も手に届く範囲です。私のものなんざ中古ですから余計に安いです。脱線しますが、国に拘りがなければ軍用被服で靴下、手袋、セーターなどは物が良くてリーズナブルです。私はタウンユースにもガンガン使っています。しかも黒の手袋などは通勤に使っても全く違和感ありません。多分、こいつも普段着で使うとおもいます。
シェルはポリアラミドのリップストップ、内張はマイクロフリースを奢っており今時期ならこれ一枚で犬の散歩でも汗をかきます。腋下、横身ごろにもファスナーがついており温度調整が可能です。ファスナーも止水タイプで不要な水の侵入を防ぎます。また腋下のファスナーはWindproof Smock と同様の位置に開口部があり、通風性にも一工夫があります。色は通称MTP Green と言われるライトオリーヴ色で、トラウザースベルトなどと同系色です。

ポケットは縦、横に合計3つを装備 インナーには種類が2種あり、写真の用に上から被るヤッケタイプと前面をファスナーで止めるジャケットタイプがあります


【左】Windproof Smock と同様に腋下にファスナーを用意 【右】左右ポケットの内側は中で繋がっておりフリースが貼られています


サイドにも脇の胸辺りまでファスナーが走っており着やすく且つ脱ぎやすくなっています



山登りをされる方ならすぐに要領を思い出す携帯ヤッケと同じ畳み方で胸ポケットに纏め入れることによって嵩張らないパッキングができます

襟部にはエラスティックバンドで縁取りした折りたたみフードが内蔵 襟部の中央にあるコードストッパーは紐を絞って固定すればネックウォーマーの機能を果たします


寒いときは襟を立て コードストッパーを引けば襟元からの寒風の流れ込みを防ぐことが出来ます

アウターは皆さん新型迷彩だとか血道を上げていらっしゃるんですが、事インナーについては余り興味がなくていらっしゃるようです。失礼を顧みずに申せばきっとヒート●ックやらアンダー●ーマーだとかで冬のゲームを楽しむんでしょう。斯く申すわたしも極寒においてはそうすることもしばしばです。しかし、第一期のVAN JUN 時代の洗礼を受けたアイビー世代は、特にボタンダウンシャツの襟元を開けると丸首の白Tシャツが見えないとダメという「決まり」に長らく身を置いて、そして今でも続ける私としては、ゲームに於いてはアウターの下にユニ●ロやシ●ムラの下着やフリースが見えるのを良しと出来ないものがあります。最低でも外から見えるものはたとえ襟元、袖口だろうと拘ってはいたいと思っています。そういう意味で、襟元は官品ネックウォーマーなどで隠せるものの、開襟したときにはやっぱりこいつが見えるとちゃいますね~。

海外での着用例 Windproof Smock との組み合わせです

この冬はやっぱりPara Smock と組み合わせたいですね~
これまでキルティングのインナーもあるにはあったのですが、動きを損ねないようジャーキンと同じく所謂ベスト型が多く、袖口までのものはフリース素材のインナーが用意されていました。これが然し、立派に嵩張るシロモノで、携行するにも随分邪魔になったに違いありません。そうこうしている裡に装備改変に伴いこのサーマルインナーが装備一式に加えられました。私も軍用セーターやジャーキンを防寒具として使っていましたが、このインナーは恐ろしく軽く、且つ保温性の高いもので海外の好事家は冬の犬の散歩の時に使っていると述べるなど、アウターとして使用しても充分な機能を果たします。
Buffalo Thermal Smock とも言われていて、私はBaffalo 社製と思わず「~みたいなぁ」という通称だと思っていたのですが、友人曰く「あんた、正真正銘のBuffalo 社の官給品だっせ」とのこと。世界的に有名な英国のアウトドアグッズメイカーのKarrimor 社、Snugpak 社も納入しているのでどうも本当の話の様です。NSN タグには例によって made in china とあるだけですが、英国、EU 諸国は中国に対して軍用被服などを作らせることに抵抗は全くないようです。軍費の事を考えればCP を優先することは大命題なのかも知れません。コマーシャルモデルではなく軍用なので機能は充分ですし価格も手に届く範囲です。私のものなんざ中古ですから余計に安いです。脱線しますが、国に拘りがなければ軍用被服で靴下、手袋、セーターなどは物が良くてリーズナブルです。私はタウンユースにもガンガン使っています。しかも黒の手袋などは通勤に使っても全く違和感ありません。多分、こいつも普段着で使うとおもいます。
シェルはポリアラミドのリップストップ、内張はマイクロフリースを奢っており今時期ならこれ一枚で犬の散歩でも汗をかきます。腋下、横身ごろにもファスナーがついており温度調整が可能です。ファスナーも止水タイプで不要な水の侵入を防ぎます。また腋下のファスナーはWindproof Smock と同様の位置に開口部があり、通風性にも一工夫があります。色は通称MTP Green と言われるライトオリーヴ色で、トラウザースベルトなどと同系色です。
ポケットは縦、横に合計3つを装備 インナーには種類が2種あり、写真の用に上から被るヤッケタイプと前面をファスナーで止めるジャケットタイプがあります
【左】Windproof Smock と同様に腋下にファスナーを用意 【右】左右ポケットの内側は中で繋がっておりフリースが貼られています
サイドにも脇の胸辺りまでファスナーが走っており着やすく且つ脱ぎやすくなっています
山登りをされる方ならすぐに要領を思い出す携帯ヤッケと同じ畳み方で胸ポケットに纏め入れることによって嵩張らないパッキングができます

襟部にはエラスティックバンドで縁取りした折りたたみフードが内蔵 襟部の中央にあるコードストッパーは紐を絞って固定すればネックウォーマーの機能を果たします
寒いときは襟を立て コードストッパーを引けば襟元からの寒風の流れ込みを防ぐことが出来ます
アウターは皆さん新型迷彩だとか血道を上げていらっしゃるんですが、事インナーについては余り興味がなくていらっしゃるようです。失礼を顧みずに申せばきっとヒート●ックやらアンダー●ーマーだとかで冬のゲームを楽しむんでしょう。斯く申すわたしも極寒においてはそうすることもしばしばです。しかし、第一期のVAN JUN 時代の洗礼を受けたアイビー世代は、特にボタンダウンシャツの襟元を開けると丸首の白Tシャツが見えないとダメという「決まり」に長らく身を置いて、そして今でも続ける私としては、ゲームに於いてはアウターの下にユニ●ロやシ●ムラの下着やフリースが見えるのを良しと出来ないものがあります。最低でも外から見えるものはたとえ襟元、袖口だろうと拘ってはいたいと思っています。そういう意味で、襟元は官品ネックウォーマーなどで隠せるものの、開襟したときにはやっぱりこいつが見えるとちゃいますね~。

海外での着用例 Windproof Smock との組み合わせです

この冬はやっぱりPara Smock と組み合わせたいですね~
Posted by Kafu' at 19:18│Comments(0)
│英軍装備
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