2017年05月11日
The Mk.V Helmet Cover hand made from 68 pattern BDU
ご存知皿形ヘルメットのBrodie's Steel Helmet とこれまた英軍を代表するほど有名で現役兵士でもリザ-ブ辺りは今でも被っているMk.6 Kevler Helmet の間でひっそりと存在しているのがMk.3 ~Mk.5 ヘルメットです。その形から亀の甲羅に似ているのでタ-トルシェル(Turtle Shell ) 等と呼ばれています。3~5 は外観上殆ど違いが無く、主な違いはライナ-です。あまりポピュラ-で無いのか(と言うか注目度が今ひとつなのか)本国イギリスのe-Bay の掲載画像ですら前後ろ逆にしていたり、マネキンにも誤った被り方をさせたりしております。正しくは下掲の写真の如くですが、まぁそれほど扱いが可哀想なタ-トルシェルとは言え、英軍ファンはL1A1 や L2A3 が現役であった頃のヘッドギアはこいつだと言うことを忘れてはなりません。


ヘルメットをジュ-ト布で覆ってネットを被せて偽装を施したMk.V ヘルメット 以前ご紹介した時とは偽装を換えて見ました


ヘルメットをジュ-ト布で覆ってネットを被せて偽装を施したMk.V ヘルメット 以前ご紹介した時とは偽装を換えて見ました
本国ですらそんな扱いですから日本では尚更。折角 Ares が L1A1 を再販したのに、このヘルメットは見事にOut of 眼中.....。被ってゲ-ムしているお馬鹿なんか殆ど絶滅危惧種扱いでしょうね。だから今回のお題なんざ、その毛皮みたいなものでしょうか? 浅学非才の私のことですからこれからのお話は眉につばを付けてお読みいただかねばなりませんが、タ-トルシェルには所謂ヘルメットカバ-というものが官品で存在していなかったと思われるのです。多くは素のままか、ネットを被せたもの。少し手の込んだモノはドンゴロス(ジュ-ト布)で覆ってネットを被せたものです。尤もジュ-ト布自体、兵士が個々に被せていた見るべきです。この世界の老師FDさんによれば以前68パタ-ンのフ-ドを利用したものが売られていたと言うことですが、これとてお手製です。多分、兵士の個人的な拘りのヘルメットカバ-がポツポツと写真資料に残っていたのを鵜の目鷹の目の英軍ファンが見つけ出してトレ-スしたのが真相だと思うのです。そんな訳で私も、ジュ-ト布にネット+偽装をやらかして悦に入っていました。
タ-トルシェルヘルメットのパタ-ン例


【左】当時の兵士によく見られる擬装用ネットのみの佇まい 【右】個人対応のジュ-ト布で覆ったお手製カバ- ヘルメットのテカリを消すことが出来ます

コマンド兵士をイメ-ジして施した偽装パタ-ン 頭部のシルエットを曖昧にすることが主眼
ですが、しかし!海外のリエナクト達はやっぱりやることが凄くて貴重な68パタ-ンのスモックと言わずトラウザ-と言わず惜しげもなく切り出してヘルメットに被せているんですな~。私もかねてより、いいなぁ、イイナァ~とよだれを垂らしておりました。そんな私に東京の友人であり伝道師であるK氏が68パタ-ンで作ったよ~と、ヘルメットカバ-のお裾分け!!!そりゃもぉ、誕生日とイ-スタ-と国慶節とクリスマスとお年玉が一緒になった様な大僥倖です。
68パタ-ン ヘルメットカバ-

今や貴重と言われる68パタ-ンの被服をバラして作られたMk.V 用ヘルメットカバ-です 私の知る限り官品は出回らず兵士が着古した被服を使って作ったと言われています

友人の偽装例 本国や香港の同好の士からのアドバイスを元に偽装を施しています 流石です!


取り敢えず前の偽装状態のまま移植して見ましたが、ええですやん!
OLD SCHOOL と一口で言ってしまえばそれまで。でも今流行りのギリ-ス-ツや出来合いの偽装キットを使うのを否定するものではありませんが、ヘルメット部分だけとは言え、こうして自分なりに考えて、ネットや布を使って盛りつけ!?の塩梅を決めながら偽装を施すのも一興ですね。何よりオリジナリティが発揮できますし、それを時代考証を踏まえながら限られた材質の中からという枠内で知恵を絞るのが、ある意味OLD SCHOOL(でなくともですが) の醍醐味ではないかと思います。
【左】当時の兵士によく見られる擬装用ネットのみの佇まい 【右】個人対応のジュ-ト布で覆ったお手製カバ- ヘルメットのテカリを消すことが出来ます
コマンド兵士をイメ-ジして施した偽装パタ-ン 頭部のシルエットを曖昧にすることが主眼
ですが、しかし!海外のリエナクト達はやっぱりやることが凄くて貴重な68パタ-ンのスモックと言わずトラウザ-と言わず惜しげもなく切り出してヘルメットに被せているんですな~。私もかねてより、いいなぁ、イイナァ~とよだれを垂らしておりました。そんな私に東京の友人であり伝道師であるK氏が68パタ-ンで作ったよ~と、ヘルメットカバ-のお裾分け!!!そりゃもぉ、誕生日とイ-スタ-と国慶節とクリスマスとお年玉が一緒になった様な大僥倖です。

今や貴重と言われる68パタ-ンの被服をバラして作られたMk.V 用ヘルメットカバ-です 私の知る限り官品は出回らず兵士が着古した被服を使って作ったと言われています
懸案のRDS 記事をほっぽり出して、せっせとカバ-の取付をしたのは言うまでもありません。今までの趣とはがらりと変わって、ドキドキします。偽装も施せばより植生に溶け込んで迷彩効果は上がります。ブッシュフィ-ルドに早く持ち込みたいものです。この所、CQB フィ-ルドでのゲ-ムが多かったので、久しぶりに森の中でゲ-ムがしたくなりますな。

友人の偽装例 本国や香港の同好の士からのアドバイスを元に偽装を施しています 流石です!


取り敢えず前の偽装状態のまま移植して見ましたが、ええですやん!
OLD SCHOOL と一口で言ってしまえばそれまで。でも今流行りのギリ-ス-ツや出来合いの偽装キットを使うのを否定するものではありませんが、ヘルメット部分だけとは言え、こうして自分なりに考えて、ネットや布を使って盛りつけ!?の塩梅を決めながら偽装を施すのも一興ですね。何よりオリジナリティが発揮できますし、それを時代考証を踏まえながら限られた材質の中からという枠内で知恵を絞るのが、ある意味OLD SCHOOL(でなくともですが) の醍醐味ではないかと思います。
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