2014年04月21日

WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2

前回からの続き~


WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2
少し前のL119A1 を再現するのになくてはならないSID キャリングハンドル



お手上げなピープサイト

WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2
金属パーツで構成されるリアサイト部~これがまた悪魔も落涙する出来映え

WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2
【左】板バネが嵌りません!ヤスリで成形し直し必要                  【右】ピープサイトを貫通するボルト径が合いません

もーここまで外しまくっていると神経が麻痺してしまって、驚きもしませんわ~( `д´) ケッ!




今までの部分は何とかなるもののお手上げ部分はこれ!板バネを取り付けるザグリ位置がズレています。本来ボルトの中心位置に来るはずなのに全く違う位置に板バネが来てしまいます 

WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2
右隣の正常なサイトと比較 赤い線をご覧下さい 板バネが来るべきところに来ていません! これは修正不可能です



さすがにザグリ穴の位置を変更するにはフライスが必要で断念しました。ピープサイトは直立せず斜めになってしまいます。完全な欠陥ですね。実物を元にしたと言うことですが、製造段階での指示ミス、チェックミスでしょう。パッケージに入れてから指摘されるようではメイカーとしての体を為していないと言われても仕方ないですね~。聞くところに依ると日本国内の大手の輸入元は全数返品したそうです。当然でしょうね。これを販売したらアカンと思います。だからこの商品は恐らくネットでの販売かオークションの業者さんの手によって細々流通すると申したのはそのためです。勿論EXCUSE が無いと駄目でしょうが.....。DIEMACO ロゴはないもののBEGADI 製でレプリカがあるのでDIS キャリハンを求めたい方はそちらの方が良いかもしれません。



取り敢えず直せるところは手を加えて一応の完成です!

WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2
M16がM4 へと進化して本来の「手提げ機能」の意味合いを失ってしまったのに対してDIS キャリングハンドルは謂わば正当進化型と言えるでしょう


WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2
私たちがゲームを始めた頃、一世を風靡したM653 通称「バーンズ」を彷彿とさせる男前なサイドビューです



此処まで徹底的に手直しが必要なレプリカは最近の台湾製にあっては珍しいです。G&G をはじめICS,VFC など国内でも好評価を得ており、現にWARLORD TACTICAL 社だってマイノリティな英軍ファンからは拍手を以て迎えられていただけに残念でなりません。仄聞では活動停止するとも.....。こんな小さな趣味の世界ですが手抜きはすぐにバレます。願わくば今回の失敗を糧にして是非前に進んで欲しいものです。黙って市場から切り捨てられるには余りに惜しい会社です。フロントサイトをリリースした折には紹介をした私のブログに対して丁寧な挨拶とFBでのリンクを申し出された礼儀正しい会社でもあります。だからこそ敢えて辛辣な批評をさせて貰いました。


でもね・・・今でも I Still Love WARLORD TACTICAL ですよ。ぐわんばれ!



WARLORD TACTICAL の L119 Carrying handle 悪戦苦闘編 Part.2
ピープサイトに些か難アリですが、軽量で機動性は高くジャングル戦には向いています

不細工なおっさんの写真を見てお口直しをしたい方には美女が持つL119A1 の画像をどうぞ~







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Posted by Kafu' at 00:00│Comments(3)L119
この記事へのコメント
凄いですね~執念ですねww

失敗した鋳型で作ったとしか思えないですね。成功した鋳型は間違って捨てられたんでしょうか?ww
しかし、スチール製ですよね?よく取り付けられるとこまで修整できましたねぇ~
結構値段はしたと思いますので良かったですねwwお疲れ様でした♪
Posted by おっくー at 2014年04月22日 15:23
おっくーさん:こんばんは。いやいや素材はアルミです。スチールならむしろ簡単で歪みも叩いて直せるんですが、、なまじアルミなので、折れたら大変なので叩けません。バーナーで熱して矯正するのも殆ど出来なかったぐらいです。地道に削り、がメインでした。

出来上がれば何の苦労もなかったように見えますが、なかなかどうして、修正している間はワンオフを造っている様な感覚に襲われっぱなしでした。

日本であまり出回らない?であろうと思っていますから、わたし的には貴重な一品だと思うことにしています(^_^)v
Posted by Kafu'Kafu' at 2014年04月22日 21:22
あけましておめでとうございます
Kafu様のブログは凄いです
何かの技術者様でしょうかー
バーンズとか懐いです、JAC全盛期
私はベトナムバージョンでした
当時は指をさされ笑われていたキモヲタ扱いのサバゲー
何もかもが懐かしいです少人数すぎて誰にも遭遇しないスリル
撃ち尽くした後のプシューッ、冷や汗
電動化され誰もが望んだ物が
サバゲーという大人の戦争ゴッコを
ただのお祭り騒ぎに変えてしまったような気がします
それでもやっぱりやめられないですねー
大人になってから、かかってしまった病「サバゲー」
治りそうもありません
マ○イの本社にはガンガルは展示されてませんでした笑笑黒歴史
ブログ更新楽しみにしています。
Posted by みや at 2017年01月03日 02:20
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