2016年12月01日

50万件アクセスの御礼


ども・・・・50万件超のアクセス・・・有り難いやらこっぱずかしいやら  アリガトウゴザイマス


ネット社会と言われて久しく、以前は自分で調べ物をするにしたって図書館や本屋に足繁く通って写真や文献を漁ったものですが、今やWikipedia を始め有志がその貴重な情報を惜しげもなくネット上に晒すものだから、記事内容の軽重は兎も角キ-ボ-ドを叩きさえすれば、いとも簡単に知りたいことが得られるのですから、一億総あんちょこ時代に入ったと思うのは私だけでしょうか?人の苦労や苦心を経験せずして知識を得ることが当たり前になったことから生み出されるものはいったい何なんだろうと思いを馳せると実に皮相で軽薄な将来が見えてきて些か慄然とします。図書館司書の家内ですら、調べ物をするには本に依らずノ-トパソコンのフラップを跳ね上げます。私のガキの頃は、判らないことがあると親父に聞いても、広辞苑を取りに行かされ自分で頁を繰る事を叩き込まれたものです。間違って使われ出した言葉が今じゃ元の言葉を押しのけているものに「一生懸命」というのがあります。元は「一所懸命」であって懸命にやるのは一生ではなく集中してやる一所だったはず。それが今じゃ、一生ですわ。疲れ切って早死にしそうなものですが、これがネットのお陰で労せず知識が入るのですから、一生楽になっちゃった。そりゃ長生きもしますわな~。

私の拙い記事の中で、勿論エアガン絡みのものや装備のものもありますが、しかし一番息が長く最もアクセスが多いのは実はベレーの記事なのです。面白いことにこのシリーズはあんちょこでも何でもないんです。勿論、ベレ-の紹介的な側面はありますが、その実「じゃぁ、格好良く被って見なよ」って突き放しているところがあるんですよ。と申しますか自分の頭にあった型付けというのは自分にしかできないものです。

 それを一歩踏み込んで、かぶり方はおろかベレ-の型付けまで詳細に亘って著し広く啓蒙されたのは我が国での軍用ベレ-第一人者、Gunmo氏のしたためた記事であることは論を待たない事実です。駆け出しの私の駄文なぞ比べものにならぬ素晴らしいものです(最早我が国のベレーのバイブルです)。氏も自身の別の記事で触れていらっしゃいますが、お陰で最近の自衛隊員のベレーのかぶり方は格段に立派になりました。先日、伊勢神宮ですれ違った尉官クラスと思われる陸上自衛隊の方のベレ-の着帽は海外のそれと比べても遜色のないものでした。政治的なことやアジア圏に於ける我が国の立ち位置なぞは別にして、今や海外への派遣も恒常的になりつつある時勢に正しいかぶり方の我が国自衛隊員が増えることは晴れがましい気分です。

 語弊を顧みず申すなら戦中、戦後を通して陸軍、陸上自衛隊の方々はともすれば「野暮ったい」「格好付けるのが格好悪い」「外観にとらわれるな」と言った内規が有ったのか知らん?と思わせるところがありました。 帝国海軍時代から口伝のごとく伝えられているものの中に「スマートで目先が利いて几帳面 負けじ魂 これぞ船乗り」というモット-があります。これは何も海軍に限ったことではないと私自身は思っております。英語で言う smart とは決して外見だけのことではなく、頭の回転がよい、切れると言う意味を持っており、俗に言われる「海さんはスカしている」とか「格好付けやがって」と言う揶揄とは次元の違う事なのです。歩兵というと「雑兵」とか「足軽」という日本の旧来のイメージがつきまといますが、海外では歩兵は戦場の女王とか砲兵は戦場の王と言われるとおり、非常な敬意を以て評されていまして、決して駒のひとつでは有りません。米海兵隊には「臨機応変」という裏モット-すら有ります。これぞ「スマ-ト」であり、たった一人の判断・行動が戦局を大きく変えることだってあるのです。

 話が逸れました・・・・・ベレ-とは本来、色、徽章により何処の所属でクラスや兵科は何であるかをも表すものであり、被るに当たっては自覚と責任、自信と誇りを持って被るものなのです。更にそれを正しく軍用ベレ-然と被ることこそ、本来の意味を知ったベレ-を被る者の矜恃であり真にスマートな隊員でしょう。ベレ-は強要されるものでなく、被りたくなるべきものでなければなりません。そう言った意味で自衛隊員の一人一人の方々が、誇りと自信を持って海外の軍や警察に比肩するほどのベレ-の着帽文化をものにしつつあることは、自衛隊の国際化に連れ海外の人たちが持つベレーに対する価値観や目線に合わせる事にも繋がります。また見る人からはベレ-は威厳であり憧れでもあり、海外にあってはその存在を際だたせる非常に重要なファクターであると思います。勿論、海外でもベレー文化の浅い国のかぶり方は賞められたものではないですが、それでも精鋭部隊のベレ-のかぶり方はやはり群を抜いています。服装は規律に繋がると言いますが、我が自衛隊に於いてもベレーのかぶり方もチェックポイントに是非入れて欲しいものです。部隊、聯隊の士気や一体感を上げ得るものだとも思います。スマ-トを体現した洗練された自衛隊になっていく事を期待しております。

 翻って、私の立ち位置であるゲ-マ-としてフィールドで周りを見るとポツポツではありますが、拘りを以て被る方が出てきて、これまた嬉しいことです。イベントでは必ずと言って良いほどベレ-の着帽が見られますし、関東の友人に至っては私が見たこともないような逸品を手にしています。しかし、そう言った一部の方々は別にして、先日も某日本の有名なエアソフトメイカ-のイベント写真を目にしましたが.....イメージ先行で、考証したとは思えないベレ-を被っていて些かガッカリ。こと日本のゲ-マ-のベレ-はやっぱりまだまだかな?Death or Glory Boys はD-boys ではありませんぜ。




 最後に今年の春に40万件のお礼を申し上げ、まさか同じ年に更に10万件のアクセスをいただくとは思っても居りませんでした。社会人生活も残り少なくなって来たにもかかわらず、仕事がたて込んできて会社人としては有り難いと思いながら生来の遅筆と相まってミリブロの記事をまともな推敲すら出来ないまま吐き出してしまう事については、内心、嫌悪しております。それも今となっては52万件になんなんとするアクセスを頂戴しながらですから我ながら厚顔も甚だしいですね。それでもこうして駄文を垂れ流しているのはもう少し書いて見ようかな、とまぁ厚顔の上に更に厚化粧の上塗りなんですが、ともあれ、もう少しおつき合いください。御礼が文末に来た事をお詫びいたします。 

         
Kafu' 拝






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DDPM
DDPM(2016-05-23 00:50)

この記事へのコメント
50万アクセスおめでとうございます(^-^)

確かにネットが普及して何でも調べる事が便利な世の中になりましたね、人間の知りたいという欲求が世界をそうさせたのでしょうが、その分知りたいという人間の中の価値そのものが低く、希薄になってしまっていることもまた悲しい事です(T_T)

しかし!人間とはまた面白いもので、色んな記事を読んでいるとその人なりの知識の捉え方、理解の仕方、そしてその知識をどう使うかを自覚の無いまま一生懸命考えている生き物です。

だから今の世の中も結構好きですよσ(^_^;

それに自分の知らない事が記事になっているだけで幸せな気持ちになりますから、どんどんその知識を垂れ流して下さい!お願いします!
Posted by 裸の男爵裸の男爵 at 2016年12月01日 23:55
男爵さん:それも一理ありますね。しかし知識欲とは別に知識(或いは情報)の手に入れ方が安直なればなるほど、受けとる側が大事にしない風潮が有るのではと思います。

文中にあるGUNMO氏の記事は盗作されもしていて、その上盗んだ当の本人があたかも自分が著したような顔をしているという事実です。

ご本人の記事は残念ながら今、閲覧できないようになってしまいましたが、受け取る側の知識に対する軽薄さと有り難味の無さの証左でしょう。それが私にとっては実に嫌なことなのです。

もっと敬意を以て知識を得ましょうよ、って事です。

あ、誤解しないで欲しいのですが私の駄法螺話は論外ですよ。
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年12月02日 00:47
あー…………………盗作は論外ですね( ̄。 ̄;)

あれはやっちゃいけません(*`Д´*)

人としてだめです。

……………自分も気を付けないと……………

昔どこかで読んだ事を自分が考えたと脳味噌が勝手に変換している場合があるので(^_^;)
Posted by 裸の男爵裸の男爵 at 2016年12月02日 04:09
男爵さん:ネットに載せているものは、基本的に参考になればと載せた本人も思っているのですから、使われることには抵抗はありませんが、礼を失してはダメというものです。

ところで、西側装備祭は如何ですか?御貴殿のL86LSW が使えるドレスコードで行きましょうよ(^^)
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年12月03日 00:43
ひや〜50万アクセスですか!
いつもマニアックな内容楽しませいただいてます。
m(_ _)m
Posted by 火事手伝い(鈴鹿) at 2016年12月08日 18:38
火事手伝い様:ユニオンジャックに偏りまくりの記事で”ごじゅうまんけん”・・・・とは有り難いことで御座います。

今年も押し迫ってきましたね。歳末は何かとお仕事も大変だろうと思いますが、頑張ってください。
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年12月08日 23:46
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