2015年12月22日
Browning Hi-Power (TANAKA ) をゲームで使えるようにする(3)
Hi-Power 以外全く入らない恐ろしく汎用性のないホルスター 現代ホルスターからすると非常に使いづらいんですが....そこは....ね
すっかり今年も押し迫り、暖冬と言われながらもそれなりに寒い日が続いております。Browning HP ネタもこの項で3回目で今はやりのコンバット銃でもないのに、意外とお好きな方が多いものだと感じております。毎回私の記事では皆様を裏切っていますが、今回も従来に漏れずゲーマー向けの内容だとは思し召し下さい。前回から少し手間取ったのは年の瀬の仕事の所為と今年最後の定例会の準備と後始末に加えて名ばかり家長である私の恒例の行事、即ち拙宅の42面の窓ガラス拭きと21面の網戸洗いで忙しかったからです。また、ゲームに持ち込んでホップの具合も見るつもりだったのですが、定例会当日は晴れ予報が外れて雨がポツリとくるほどの天候でガスガンを出せる状態では無かったので効果のほどを確認する手立てもなかったのでした。まぁ、出来ない理由をぐだぐだ述べても仕方ないので....本題に。
TANAKA のオリジナルバレルの構造は今更言うまでも無いですがバレルブリーチにEリングで固定して抜けないようにしているのですが実はこれ、抜け止め以外の意味があってチャンバーパッキンのBB弾のホールドリブがインナーバレルのエンドに密着しない様にセットする為でもあるのです。試しにEリングを外して密着させると全く抜弾出来ない状態に陥ります。そこでEリングを咬ましている訳なのですが、これとて精度が大したわけでも無くバレルは前後し且つ回転すらしてしまう実に質の悪い状態であります。TANAKA の設計人も恐らくこの点においては忸怩たるものがあったに違いまりません。それ自体インナーバレルを接着剤やタップを切って固定すれば事は足りるのですが、ゲームで使うとなると最低10mではヘッドショットが必要でガス圧でぶっ飛ばす古の方式を使えない今となってはホップに頼らざるを得ないところがゲーマーとしての悩みなんではあります。そのホップシステムがどうしようもない機構だと言うことは幾度も述べたので此処では割愛しますが(1)で述べたホップ改善策に続いて今ひとつの改善策をこれから述べます。
オリジナルバレルを使ったホップのチューン
今回はオリジナルバレルとオリジナルチャンバーを使ったホップ改善方式ですが、”替え”を使った前回とは違い、ひとつ間違うとパーツの買い直しが出来することなど後戻りできない危険性をはらみますのでお勧めは出来ません。参考程度に、とお考えいただいたら良いと思いますしやりたいという方は例によって自己責任でお願いします。効果はそれなりにありますが.....。
考え方は簡単です。図解は以下の通りです。注意としてはEリングは使用しますと言うことと、前回ご紹介したタップを立てたブリーチハウジングを此処でも利用すると言うことです。
上掲は図解です。Eリングを介さずバレルをブリーチハウジングに押し込むとチャンバーパッキンは③の状態になり発射不能になります。そこで④の様にバレル上部をカットしてBB の” 逃げ ”を作ると同時にホールドリブをホップに利用しようという考えです。但し、実際にはE リングを使用しますが④に近いセッティングにするためにバレルハウジングを固定する必要が出てくる訳です。次は作業工程の写真です。
【左】バレルハウジングに組み込んだバレルと組み込み前のバレル 【右】オリジナルバレルとマ○イ電ハンバレル → こんな切り欠きをイメージします
【左】バイスに固定してヤスリ掛けで切り欠きを作ります 【右】幅は2mm程度充分だと思います
【左】出来上がったバレル E リング溝は残す様にしましょう 【右】精度を少しでも上げるならホールドリブを切り取るのもありかな?
※此処がキモです! 出来るだけ上のイラストの③状態になる様に押し込んでから下からイモネジで
固定することによって ” BB の溜め " を作ると同時にバレルの回転と前後動を防ぎます。
でもって結果はと言うと....
【左】例によってレストせずの手持ち7m での結果 【右】この時期の部屋の温度なんて当てにもなりませんが74.66 m/s
フライヤーもなくターゲットの弾痕から見て黒円内にはまとめることの出来る弾筋です 浅知恵にしては上出来ですな
先ず、総括して申し上げると、私の考え方は間違っていません。またホップの掛かり具合も穏やかではありますが、元々のホップシステムから見ると雲泥の差で断然マシです。元々を知っている方はお判りの通り、キチンと飛んだと思えばいきなりゴルフで言うスライスやフックが出るノーコンホップは影を潜めほぼ的を捉えます。またオリジナルホップシステムである「下からイモネジ式」を少し利用すると一層のホップ効果が出ます。
但し、ホールドリブのカットは綺麗にV 字型に切れたならもっと弾道はまとまったはずだと思います。私のU字型は精度が悪すぎでした。とはいえ今一度やるにはTANAKA にパーツ注文しないとなりません。此処が弱みですね。また残念ながらフィールドでの試し撃ちが出来ておりません。従って今時点ではやはり(1)の電動バレルとチャンバー方式が間違いないと結論づけておきます。但し今回の方式は尚、掘り下げていけばおもしろい結果を生むかも知れない、と言う予感はあります。
ご存じP58 ホルスター 予備マグを一緒に入れることが出来る優れもの
官品より愛用されていたArktis 社が作っていたBrowning 専用ホルスター
イギリスファンなら知らぬ人はいない英PWL 社製レザ-ホルスタ- 抜群の造りの良さとヘビーデューティさが魅力
DPM装備の定番 官品の汎用ホルスタ- これはショルダ-ホルスタ-としても、デュ-ティベルトに取り付けても使用可能
ホルスタ-とセットになるPWL レザーベルト 20年以上経ってもへたりが来ない逸品です 主に警察での利用が多かった様に思いますが一部特殊なメンバーも使用していました
TANAKA のオリジナルバレルの構造は今更言うまでも無いですがバレルブリーチにEリングで固定して抜けないようにしているのですが実はこれ、抜け止め以外の意味があってチャンバーパッキンのBB弾のホールドリブがインナーバレルのエンドに密着しない様にセットする為でもあるのです。試しにEリングを外して密着させると全く抜弾出来ない状態に陥ります。そこでEリングを咬ましている訳なのですが、これとて精度が大したわけでも無くバレルは前後し且つ回転すらしてしまう実に質の悪い状態であります。TANAKA の設計人も恐らくこの点においては忸怩たるものがあったに違いまりません。それ自体インナーバレルを接着剤やタップを切って固定すれば事は足りるのですが、ゲームで使うとなると最低10mではヘッドショットが必要でガス圧でぶっ飛ばす古の方式を使えない今となってはホップに頼らざるを得ないところがゲーマーとしての悩みなんではあります。そのホップシステムがどうしようもない機構だと言うことは幾度も述べたので此処では割愛しますが(1)で述べたホップ改善策に続いて今ひとつの改善策をこれから述べます。
オリジナルバレルを使ったホップのチューン
今回はオリジナルバレルとオリジナルチャンバーを使ったホップ改善方式ですが、”替え”を使った前回とは違い、ひとつ間違うとパーツの買い直しが出来することなど後戻りできない危険性をはらみますのでお勧めは出来ません。参考程度に、とお考えいただいたら良いと思いますしやりたいという方は例によって自己責任でお願いします。効果はそれなりにありますが.....。
考え方は簡単です。図解は以下の通りです。注意としてはEリングは使用しますと言うことと、前回ご紹介したタップを立てたブリーチハウジングを此処でも利用すると言うことです。
上掲は図解です。Eリングを介さずバレルをブリーチハウジングに押し込むとチャンバーパッキンは③の状態になり発射不能になります。そこで④の様にバレル上部をカットしてBB の” 逃げ ”を作ると同時にホールドリブをホップに利用しようという考えです。但し、実際にはE リングを使用しますが④に近いセッティングにするためにバレルハウジングを固定する必要が出てくる訳です。次は作業工程の写真です。
【左】バレルハウジングに組み込んだバレルと組み込み前のバレル 【右】オリジナルバレルとマ○イ電ハンバレル → こんな切り欠きをイメージします
【左】バイスに固定してヤスリ掛けで切り欠きを作ります 【右】幅は2mm程度充分だと思います
【左】出来上がったバレル E リング溝は残す様にしましょう 【右】精度を少しでも上げるならホールドリブを切り取るのもありかな?
※此処がキモです! 出来るだけ上のイラストの③状態になる様に押し込んでから下からイモネジで
固定することによって ” BB の溜め " を作ると同時にバレルの回転と前後動を防ぎます。
【左】例によってレストせずの手持ち7m での結果 【右】この時期の部屋の温度なんて当てにもなりませんが74.66 m/s
フライヤーもなくターゲットの弾痕から見て黒円内にはまとめることの出来る弾筋です 浅知恵にしては上出来ですな
先ず、総括して申し上げると、私の考え方は間違っていません。またホップの掛かり具合も穏やかではありますが、元々のホップシステムから見ると雲泥の差で断然マシです。元々を知っている方はお判りの通り、キチンと飛んだと思えばいきなりゴルフで言うスライスやフックが出るノーコンホップは影を潜めほぼ的を捉えます。またオリジナルホップシステムである「下からイモネジ式」を少し利用すると一層のホップ効果が出ます。
但し、ホールドリブのカットは綺麗にV 字型に切れたならもっと弾道はまとまったはずだと思います。私のU字型は精度が悪すぎでした。とはいえ今一度やるにはTANAKA にパーツ注文しないとなりません。此処が弱みですね。また残念ながらフィールドでの試し撃ちが出来ておりません。従って今時点ではやはり(1)の電動バレルとチャンバー方式が間違いないと結論づけておきます。但し今回の方式は尚、掘り下げていけばおもしろい結果を生むかも知れない、と言う予感はあります。
Browning Hi-Power HOLSTER あれこれ
この道にそれなりに浸かっているとエアソフト自体が増えるのと同時にホルスターも立派に増える訳でしかも無駄に歳を取っている分、今ではお目になかなかかかれないホルスターも家に転がっていたりします。今回はブローニングに絞っても出るわでるわ・・・・・・ご存じP58 ホルスター 予備マグを一緒に入れることが出来る優れもの
官品より愛用されていたArktis 社が作っていたBrowning 専用ホルスター
イギリスファンなら知らぬ人はいない英PWL 社製レザ-ホルスタ- 抜群の造りの良さとヘビーデューティさが魅力
DPM装備の定番 官品の汎用ホルスタ- これはショルダ-ホルスタ-としても、デュ-ティベルトに取り付けても使用可能
ホルスタ-とセットになるPWL レザーベルト 20年以上経ってもへたりが来ない逸品です 主に警察での利用が多かった様に思いますが一部特殊なメンバーも使用していました
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