2017年10月17日

ブッシュハット/ショ-トブリム(のプチ変遷史)


 68 パタ-ンのブッシュハットの内側に縫われた目にも鮮やかなグリ-ンのラベル


P44 装備の話が出たところで、私の事ですから当然、ヘッドギアを揃えるのですが、マラヤ、ブルネイ動乱やボルネオの戦線の資料を恥ずかしながら集めきれていません。時代から言えばMk.3~5の時代なんでしょうがヘルメットに確たる自信がありません。ブロディ-ヘルメットとタ-トルシェルヘルメットが結構混濁しています。代わりにブッシュハットだけは何とか手に入れました。脳みそが少なくお陰で頭が小さめの私ではあるんですが、現在、市場に出回っているものはキッズ用かよ!と悪態つきたくなるような頭の小さな白人向け。68パタ-ンのブッシュハットを探したときもそうですが、ビンテ-ジものになり出すとなかなか自分にあったモノをお財布に優しく探せるものではありません。P44 のブッシュハットもつま先立ちしてポチったあと、友人K氏から「レプリカで安くでてるよ~ん」のひと言。愕然とした覚えがあります。言ってみればタダの緑色の帽子ですから、レプリカでも良かった・・・・・。ま、気を取り直して時代の変遷!? を通してOLD SCHOOL のブッシュハットの事でも少々ご紹介。



【1】P44 ブッシュハット                       【2】P68 ブッシュハット                         【3】P85 ブッシュハット


【4】S95 ブッシュハット                       【5】DDPM ブッシュハット                         【6】MTP ブッシュハット


【7】MTP ショ-トブリム※1                       【8】MTP ショ-トブリム※2


こんなに揃えて.....馬鹿か!お前は!と言われそうですが、この他にもDPM のショ-トブリムが2つにDDPM のショ-トブリムが2種ありまして......(^^; 上段3種類を並べてみても時代による形状の違いがわかります。時代を経るに連れツバが水平気味で大きくなっていくのが分かると思います。何だかベレ-がどんどん小さくなっていくのに反比例しているような感じです。特にP85 辺りからのブッシュハットは雨や日差しを遮るためのものという性格が明確になってきているようで対して昔のそれは同じ機能の期待は勿論あったのでしょうが、頭部シルエットを暈かすための意味合いが強かったように思えます。

 ツバ広を嫌がって現役兵士はショ-トブリムにするのが大半なのですが、新兵ほどオリジナルを被っているような気もします。軍歴が長くなるに連れてブッシュハットを弄るのも伝統とも英軍兵士の好みとも判断はつきません。脱線ついでに申すなら68パタ-ンDPM、P85 、S95 パタ-ンのDPM では明らかに色合いが違うのが分かると思います。

 ところでMTP ショ-トブリムの※1は一般的で汎用性の高いシルエット、※2はPara Regiment によく見られるタイプですがどっこい手元にはDDPM の同型があって出自はRoyal Scots でした。決してPara 兵士の専売ではありません。

上掲写真は撮影のためにツバを上げていますが、ブッシュハットも英軍の場合、ベレ-と同じで時代が降るにつれて目深に被るようになります。今回P44 がらみでブッシュハットの変遷を記事にしましたが、この当時の兵士は基本的におでこが見える様に軽く載せているような被り方をしている写真が多いです。



P44 ブッシュハットの裏側  ブロ-ドアロ-のスタンプが辛うじて確認できます  50年代~60年代のものかと思われます



P44 ブッシュハットのシルエットです  この当時は今で言うショ-トブリムでしかもブリムは下がり気味 ジャングルグリ-ンの被服にあみだ被りが似合うブッシュハットだと思います







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