2016年09月28日

SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1

やるぞやるぞ!と思いながら本体を作って以来、いっかな作業に取りかかれずにいました。理由は色々あれど一に仕事、二に仕事、三に家族、四にゲーム・・・・・で彼岸前からははこれまた世間のしきたりに従って動き詰めでかなり休みはつぶれる始末。勿論、以前から暇を見ては作業に取りかかるのですが、ついその前に愛銃の手入れやブラッシュアップをやってしまい、頭の中では出来上がっている計画が進みませんでした。こうして書いているのも自分に鞭を入れるためでして.....。ともあれ英軍ELCAN SPECTER OS4X に乗っかっている マイクロダットサイトである SHIELD RDS のなんちゃって製作計画を始動します。


SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1
SHIELD CQB   民生用のCQS とは違い英軍が採用したELCAN SPECTER OS4X への取り付けに合わせた仕様になっています < SHIELD Co.Ltd のネットカタログより>



この所、L85A3 が新たなハンドガードやUGL と共に英軍ファンの話題になっています。モノコックになるとか、全く違うモデルを採用するとかの予報も未だに捨てきれず、ほんまにこれが2020年から採用されるのか知らん?とは少し斜に構えて事の成り行きを眺めているというのが私の立ち位置です。また東京の友人曰くは海外でも既にA3 は存在していたから今回発表されたものはL85「A4」ではないのか?と言う話にもなっていて相変わらず混沌としています。
 しかし!こと光学機器はELCAN SPECTER OS4X & SHIELD CQB がそのまま居座る事がほぼ決定のようなので、心おきなくこのなんちゃってRDS を作って行けますな。以前にも触れましたがこのSHIELD 社はマイクロドットサイトの草分けでして、広く世界で作られ採用されているもののルーツは我が社ぢゃ!と言って憚らない会社です。また英軍ではお馴染みのサイトを保護するウィングマウントを作ったことでも有名です。今回、でっち上げようとしているのは英軍仕様のCQB と言うモデルですが同社はCQSというマウント形状が違うコマーシャルモデルも提供しています。何れもお得意のウィングマウントとマイクロドットサイトを「合体」させたものと言っても良いと思います。なんじゃそりわ!?と訝しむお方に語弊を顧みずに解説すれば、これ即ち従来のひ弱なRDS の前面、側面を金属壁で囲んだ上に分厚くして耐衝撃、耐圧迫性を強化したもの。差し詰めドイツⅡ号戦車からⅣ号戦車ぐらいに装甲が強化されたマイクロドットサイトと言えばいいかな?上掲の写真を見るとおり無骨なスタイルをしています。しかし一度は手持ちのウィングマウントでお茶濁し出来ないかな?と思ったんです。だって作るのはもうスコープでこりごりでしたから.....。しかし結果はやっぱり・・・・・・・


手持ちウィングマウントを考える

SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1
SBS が暫くの間試用したと言われているSUSAT用に開発されたSHIELD 社製ウィングマウント(レプリカ) 

SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1
英軍ファンには馴染みの深いACOG TA31FIST のウィングマウント RDS はJ-POINT 製(発光スイッチはなくカバーに依ってON/OFF 経験では電池寿命は2年ほど)
SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1
SHIELD 社製ELCAN 用ウィングマウント 恐らく民生用だと思われますが搭載するRDSは同社のものに合わせてあるようで他社製や勿論一般に流通しているレプリカは合いません

SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1
微かな期待を持って「でっち上げELCAN SPECTER OS4X 」に載せてみましたが、全くイメージが合いませんでした



ンだばどぉすべ?


・・・・・・・・・・・・で散々悩んだ挙げ句、元ネタになりそうなRDS を探し出しました!

SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1
Trijicon 社製RMR のレプリカです   何故コイツを選んだかというと単にトップの形状がSHIELD CQB と同じように凹んでいると言うことだけですが....(^^;


SHIELD RDS for ELCAN SPECTER のでっち上げ Part.1
さぁてどう料理するかは次回以降のお楽しみと言うことで




<続く~>




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この記事へのコメント
ついにRDSの制作開始ですね。待ってました!

自分でもレプリカに付属していたドクターサイトタイプをなんとか使い回しできないかと2次元CADで図面を制作しました。

写真の資料を見る限り、他のドットサイトよりも大柄な印象だったので、厚み3ミリほどのシートでそれなりの箱を作って被せようととりあえず作ってみましたが、いざSpecter OS4にのせてみると、大きすぎて大きすぎて二回りぐらい大きくなってしまいました。

思っている以上にそれほど大きくないんだなぁとビックリいたしました。
( ̄ー ̄;


2次元CADで再度寸法を確認していて気づいた事ですが、もしかして他のドットサイトよりもRDSの方がレンズ部分が少し小さいのではないでしょうか?

なんだか図面を引いてるとRDSのレンズ上方にあるビスが寸法的にきつくなってしまいます。
まぁ自分で勝手に書いている図面なんで信用できませんけどねσ(^_^;)
Posted by 裸の男爵裸の男爵 at 2016年09月29日 09:33
男爵さん毎度! 仰る通りサイズは大きいものの、レンズ部は一回り小さいと踏んでいます。勝手な想像ですが二重構造ではないかな?とも思っています。

cad使うんですね。小学生並みとは謙遜すぎますよ。やられましたねぇ〜。男爵さんにあとはお任せしようかな?
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年09月29日 09:47
いえいえ、CADは寸法を適当に入れてもちゃんと図面として成立してくれるので良いのですが、問題は制作するコイツ(自分の事)です。

せっかく図面を作っても制作段階で、「だいたいこんな感じかな・・・・」で寸法切ったりするので後でずれまくり・修正・削りすぎ・修正ばっかりです。
σ(^_^;)

RDSの箱を作るときも結局できた物は歪んで台形になっていました。
(T_T)

L129A1シャープシューターもそうですが、完成がいつになるやら・・・・・・
Posted by 裸の男爵裸の男爵 at 2016年09月29日 09:58
男爵さん:最早スーパーアナログ、アナクロニズムの塊と化している私にとってはCADを弄ること自体が神ですわ。

オッサンは日ごとに悪化する老眼と集中力の減少と戦いながらちびちびと進めていきます。
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年09月29日 23:54
突然すみません
凄く情けない質問なのですが
SUSATスコープですが
左右の調整はナットを緩めて左右どちらかに
よせる感じでしょうか?
アーミーのSUSATは視野も狭くひどいのですが
オススメのレプリカはありますか?

それでは良いお年を
Posted by みや at 2016年12月31日 17:36
みやさん:あけましておめでとう御座います。SUSATのウィンテージ調整は
仰るとおりフロントのナットを緩めて内側のネジを左右から締めたり緩めたりして調整します。ゼロインが修了したら外側のナットを締めて固定します。

さて、レプリカSUSATはどのメイカーもほぼ似たようなものです。強いて言うならSTAR製が良いと聞いたことがあります。私のものはG&G(UFC)ですが、近接戦闘用にはブログでも触れたように昔のMMCのプラサイトの中を入れ替えてドットサイトを組み込んでいます。

皆さん苦労していますよ。頑張ってください!
Posted by Kafu'Kafu' at 2017年01月01日 00:27
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