2016年04月01日

SALOMON QUEST 4D GTX (not issued but....awesome)


こいつが件のSALOMON QUEST 4D GTX    色はAutobahn Black    仏のメイカーなのに何でアウトバ-ン?


今回はFPGRM の記事のSpin Off 。文中掲出していた彼らの訓練風景で兵士の一人が履いていたTactical Boots (と言うか言ってみればトレッキングブーツなんですがね)であるSalomon 社のQUEST 4D GTX のこと。タクティカルブーツと言えば古くはDanner であったりAddidas であったりHi-tecでしたが今やBates,Merrell ,AZOLO・・・・かつては聞いたこともないようなメイカーが幅を利かせています。そうした中、Salomon と言やぁアウトドア・スポーツグッズでは老舗で、私のようなオッサンでもよく耳にするメイカーです。ひょんな事でこのモデルを Royal Marines 兵士が使っているのを発見して以来注目しておりました。
元はと言えばこの靴は米NAVY SEALs 隊員が使っていることが知られていて、彼のウサマ・ビン・ラディン殺害の実行チームであったSEALs Red Squadron のメンバーも履いていた”らしい”と言うことでいきなり有名になっちまいました。Bravo Two Zero ではなくてZero Dark Thirty の国の方だから日本でもこれほどに有名になったのでしょうねぇ。まぁそんなこんなで一介のトレッキングブーツが瞬く間に「Tactical 」の称号を与えられた訳です。

1980年代後半からサバゲを始めた頃は、ウッドランド迷彩にM16A1 と言う当時のステレオタイプな出で立ち。甲高の典型的日本人の私の足はご多分に漏れずアメリカ兵の履くジャングルブーツの狭くて厚みのない仕様に二度とゲームがしたくないと悲鳴を上げた口でした。それがシューレースの編み上げ位置が甲側からつま先側に移動したスニーカーに近いHi-Tech Magnum の普及(その頃にゃすっかり英軍に鞍替えしてました)により世にTactical Boots とか言われるものの良さを心底享受したのでした。本当に今どきのアウトドアな靴は足にストレスが無くて実に以て有り難い限りです。勿論このQUEST 4D GTX もトレッキングというアプローチから生まれはしたものですが、行き着くところ履きやすさとグリップ力という点で同じであり成る程の逸品です。適度にアンクルを保護しながらフィールドでは不規則な動きを繰り返すゲームでの行動でもソールは充分な追随をし、革にはない良好なメンテナンス性と柔軟性を持つヌバックとナイロンで構成されたシェル。軽量で且つ防水と透湿機能を持ったGORE-TEX を採用し、徒渉も難なくこなしてくれます。大学の頃からやっていた「山」でもこんな靴がもっと早く世に出ていたなら、もっと楽しい登山が出来ただろうにと、これまた思います。




4D シャーシテクノロジーと言うんだそうですが、悪路でも非常に安定しています



メイカーは人気に気を良くしてモデルは既にGTX4 Ⅱ になっています  わざわざ前モデルを欲しがるのは軍装マニアぐらいですかね
contagrip Sole はVibram Sole のグリップ力に匹敵すると言われています




白のメイカーロゴとステンシル 立派に目立ちます  純粋の軍用ならGTX FORCE を選ぶべきです



GORE-TEX なんて珍しくもないですがおじさんには今でも特別な魔力があります   アンクル部分のアイレットは一段深く切れ込んだところにあります
トレッキングブーツでは当たり前のフューチャーですが、このアイレットの位置がミソで、靴中の足の前後動を抑え込み且つ足首の自由さを生み出します
 




FPGRM の訓練  一番手前の兵士がSALOMON  その他にもHAIX やらも確認できますがはっきり言って、てんでバラバラ



Same practice pic as above but weakhand shooting. We can see wearing his SALOMON Boots more clearly. 



156s Provosts Company. The rightmost soldier also wearing same model.



日本のゲーマーは何しろDEVGLU 大好き人間が多いですから、この靴を履いている人達は多いでしょうなぁ~。私は断じて違います!RM兵士が履いていたからです!・・・・・・・って言ったところで何だか負け惜しみみたいですな。ひょっとしたら写真の兵士自身SEALs が使っていたからおいらも真似しよっ て思ったのかも知れません。
 しかし、FPGRM の連中と来たらかなりSF に寄っているところがありまして、そう言った意味で靴選びにも少し勝手が通るというか、拘れるのかも知れません。所謂職業軍人と言うよりも少数精鋭主義と言った面や任務の重大性からも、スペシャリストであります。SAS と実力では遜色ないと言われているSBS(Special Boat Service ) にも通じている事からもFPGRM ってなかなかナンですよ。加えて降下資格を持つ空の憲兵156 Provosts 中隊の連中も使用例がありまして、どうにもこの靴は英軍に於いても特殊がかった方々に愛用されているようです。


馬鹿の大足、間抜けの・・・・・・かつての標準だった私の文数(っていうのが古い)は今や小足の部類になっちゃったみたいで型落ちでも人気の靴やビンテージっぽくなったモノまでサイズが残っているのは逆に有り難いっすね。それにしても今の靴のサイズはワンサイズからワンサイズ半大きなものを買わないとイケないのですが、このサイズの混乱と言うか曖昧さを招いたのは私が思うにナイキのスニーカーの怒濤の日本上陸が契機だったと思っています。それも初代エアマックス以降・・・・・。良くない連中のエアマックス狩りなんてのが社会問題になった頃ですよ。それからメイカーの勝手なサイズ表記!? が今日まで連綿と続いています。実際に履いてみないと判らないなんてのが日常茶飯でネットショッピングではもうドキドキものですな。それもこれも日本人の足の形状が欧米人と違うからに他なりませんが、昔の商売はそこを踏まえてアドバイスしてくれたものです。それが今じゃ足の形すら欧米化が進んでいるからなのでしょうか?そんな事は何も触れずに売りっぱなしにしている気がしてなりません。



元々が山岳スポーツ向けの開発ですから軍用ブーツとは違い押し出しのきついデザインですがMTP とのマッチングにも違和感はありません  



幸いSALOMON の場合はサイズ感が判っていたのでネット購入でも外しませんでした。然し、靴というモノに対して余り関心のない日本人だからこんな商売でも成り立っているのかも知れません。でもね、海外の人達の靴に対する思い入れというのは我々の想像の遙かに上にあって、これは靴文化の長さと言うだけではすまされないものと思います。働き盛りの頃、腰を痛めたことがあって、幸い体にメスを入れる事は避けられたのですが、掛かり付けの整体師さんに言われたのは、「腰は全ての根幹、そして体に合わない靴は歩き方を歪めて腰に負担を強いる」と言うことでした。以来、靴の大事さを心に留めています。今では他人の歩き方を見て腰が悪いかや何れ悪くなるかどうかも判ります。老婆心ながら、これから一式揃えようと思っている方や経験者もサバゲを格好から入るにしても靴だけは決してみてくれとか値段で決めてはダメですよ。



トラウザースの裾処理もより地面に近くで纏めるスタイルがこの靴と相性が良いようです







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この記事へのコメント
KAFU様 

英軍も今までの固いコンバットブーツから
この手のトレッキングブーツになってきたんですね。
他のメーカーの使用例とはあるんでしょうか?

確かアメリカ軍陸軍だとタン色で8インチハイトなら
私物の使用が許されていると聞きました。
(海兵隊だと基本私物の使用は不可だったような)

また、DPM迷彩時代にはこの手のブーツの使用例はありますでしょうか?

ブーツとは関係ありませんが
(パンツの話題が少し出たので思い出しました…)
最近のパンツはライトウエイトな生地を使っているので
サバゲーに使うには少々頼りない感じがしませんか?

軽くて良いのですが、冬は寒いし、BB弾にあたると痛いし…


いつも質問ばかりで申し訳ありません。
Posted by マキ at 2016年04月03日 09:54
マキさん:こんばんは。トレッキングブーツのたぐいは、一般兵士ではOKが出ないと思われます。従って依然官品のままです。但し、メイカーを選ぶことが出来る様で、現在五社ほどがリストに載っていますね。

DDPM時代には官品以外の靴を履いている写真はあります。しかしDPM時代は色基調が黒でしたから見分けが非常に付けにくいです。今一度、資料を漁ってみます。

トラウザースはウィンドプルーフタイプもありますよ。生地がスモックと同じです。また関西弁で言う”パッチ”様のものも下着としてありますし、サーマルパンツも存在しています。
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年04月04日 00:32
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