2015年12月05日

Browning Hi-Power (TANAKA ) をゲームで使えるようにする(1)


Browning Hi-Power Mk.Ⅲ   刻印がアレなので厳密にL9A1 とは言えません


ついこの間まで、英軍のサイドアームと言えばBrowning Hi-Power でした。何故ハイパワーなのかというと今更私が述べるまでもなく、9mmダブルカァラムで総弾数が13発という当時としては弾数が多かった訳で、同じJohn Moses Browning が設計した1911A1 コルトガバメントの様に強大なストッピングパワーを持つ45ACP 弾が撃てると言った意味ではありません。さてDPM 或いはDDPM の出で立ちで携行するハンドガンはというとトイガンでのハイパワーを出しているのはかつてのJAC は別にして現在はTANAKA かコピー品と言っても良いWE の2メイカーです。今回はOld School の一環としてある意味迷銃であるタナカのBrowning Hi-Power の私なりの調整をば、ひとくさりしようかと思います。


1.Hop を何とかする①

TANAKA のBrowning Hi-Power は非常にリアルに出来ていて、実銃通りマガジンを入れないとハンマーが落ちないだとか、この会社らしい拘りがある反面、応力の掛かるパーツの素材が悪く破断するとか悪評も同時について回ります。初期型に至ってはマグナの弱点であるマガジンからのガス漏れが治らないという致命的なものもあります。そして小気味よくブロウバック(勿論手を加えないと実現しません)した銃口から飛び出す弾道は・・・・・滅茶苦茶です。殊にパテント逃れのためにホップ機構はお粗末にも程があるほど非道く、チャンバーパッキンをインナーバレルの下側から芋ネジで歪ませてホップさせるという、あり得ない方式です。まともな弾道を期待する方が間違っています。しかしスリムな実銃をトレースしているため、マ○イの様にホップチャンバーブロックを作る事が出来ないのも事実でした。でも、TANAKA の設計人もまともなホップを組み込めないかと一応は考えていたようでバラしたパーツを見ると、その気配を感じる部分があります。それを勝手に解釈してまともなホップと弾道を実現しようというのが本旨であります。使用するのは電動ガン用バレルとチャンバーパッキンです。バレルはいじっている人なら誰でも数本は余っているはずですしね。私も今回はうっかり踏みつけてひん曲がったバレルですがハンドガン用なら曲がった部分を使わないので流用します。いつもの通りトレースなさる方は自己責任でお願いします。基本的に取り返しのつかない様な事はありませんが微妙なさじ加減やバランスを取ったりするのは個人の力量に依りますからね。



①バレルアッセンブリーをバラしたところ                   ②ハウジング同士を留めている固定ピンを抜いて分解


③マ○イ電動ガン用のチャンバーパッキンの絞り部分をカット            ④電動ガン用バレルにブリーチハウジングの幅にカットしたパッキンを取り付け




⑤ブリーチハウジングの上にホップ窓作るためにをこの様にカット(手作業なので綺麗に切れないところはご愛敬)



⑥電動用バレルを使う為バレルハウジングが使えなくなるのでバレルの周り止め用タップを立てます      ⑦タップ穴を開けたところ バレル芯中に当たる様慎重に作業しましょう



⑧インナーバレルを押し込みます 赤いラインにバレルのスリットを合わせる          ⑨長い芋ネジを使ってバレルを固定する  締めすぎない様に注意


※此処までの注意としてはA.何故チャンバーパッキンの絞り部分を切り取るかというと、ローディングノズルに絞り部分が邪魔してBBを運んでくれなくなるから B.ブリーチハウジングにバレルを押し込むときは元々オーバーサイズなのでシリコンオイルを使ってじわじわと回しながら入れると良い C.バレル固定のためバレル下にあるパッキン回り止めのスリット部分に事前に固定用穴を掘っておくと回り止めと前後のズレを防ぐことが出来る D.バレル固定の際締めすぎるとインナーバレルが浮き上がり過ぎになるので注意!  と言ったところです。


続いて用意するのは・・・・・・・・ホップを確実にするためのものです



【左】焼き入れリボン・・・ゼンマイの材料ですな                 【右】アルミテープ 伸び縮みしないところがミソ




⑩可変にするスペースがないので押しゴムの切り方の塩梅でHOP調整を行います   今回はシリコンコードの被覆を利用しました



⑪焼き入れリボンをカットしたもので押さえを作ってセット                 ⑫ズレないようにアルミテープで固定




⑬今回はCYMA製のチャンバーパッキン(MP5に付いてきたもの)を利用 ええ感じにホップが掛かりそうです



結果はこの通り  手持ち実射でターゲットまで7mの結果です 少し左気味ですがバレル調整とサイトを調整すればもっと良い結果が出るでしょう


実はこのHOP 方式は今回まな板に載ったMk.3 の前にビジランティモデルで6年ほど前に編み出していて実績はあったものです。先日、Mk.3 をゲームで使用しましたが飛距離は20m超 命中精度はオリジナルのホップとは比べものなりませんでしたしダブルタップでの撃ち洩らしはゼロでした。マルイとまでは行きませんがゲームでは充分に使用できるものと確信できましたのでお披露目と相成ったものです。さてさてお次は内部のチューン少々ともう一つのHOP UP へのトライです。



DPM にはやっぱりBrowning Hi-Power が似合います




<続く~>





同じカテゴリー(Browning HP (L9A1))の記事
この記事へのコメント
続編も楽しみにしております。
お座敷コレクターなので、弾道性能は必用ないだろ?と人に言われることもありますが、
ポテンシャルを引き出せないのは、やはり我慢できません。

私の持つハイパワーは、購入してすぐにマガジンセフティーは殺してしまいました。
リアルではあれど、運用上面倒なのでw
ただ、ハンマーが落ちる瞬間のキレの良さの調整は余計に難しくなった感じがあります。
Posted by 都内在住 at 2015年12月05日 07:23
都内在住様:いえいえ、この後も引き続き大したことはありませんので、ご期待無用に存じます。

私自身はゲーマーですので、拘りを以ってやっては居ますが基本的なスタンスは確実動作とある程度のアキュラシーです。

従って精密射撃なぞ毛頭考えておりませんが、好きな銃なもので思い入れは相当という事だけ記しておきます。

マルイ全能と思われている方には全く意味の成さない記事ですね。でも同じくタナカのSIGを後生大事に使っていた私としてはこの銃も同じぐらい可愛いのです。
Posted by Kafu'Kafu' at 2015年12月05日 13:04
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。