2016年07月27日

G&G L85 の調整についてのメモ 2 (書き忘れと新たな情報)


本体のみ完成のSPECTER OS4X を載せた愛銃G&G L85A2   伊藤園の自販機が....ウケます....京丹波NESTにて 


歳の所為なのか最近うっかりすることが多くなりました。会社でデスクから立ち上がったのに何のために立ち上がったか忘れたり「あれ」「それ」「ほれ」と部下には意味不明の発言。頭では判っているんですが、言葉が出てこない・・・・。嗚呼、俺も遂に呆けてきたか~と嘆息しきりの今日この頃。と筆を進めながら何でこんな書き出しにしたんだろうと・・・・・・・実は思ってたりしているんです、はぁ~。

あ!そうそう思い出した!先日、書いたG&G L85 系のセミが云々の記事でうっかり書き漏らしたことがありました。それはもう一つのスイッチ不良の事象で、トリガーを引いたあと、作動しなくなると言うものです。セミだろうがフルだろうがお構いなしに症状が出るもので、しかも何かの拍子に戻るという厄介なものでした。原因が判らず長らく頭をひねっていたのですが、メカボックスをバラしてトリガーを引く動作を繰り返して漸く判ったもののひとつです。




便宜上文中では ①をスイッチプレート ②を通電ブロック ③を電極ブロック と呼んで話を進めます




トリガーを引いたあと、作動しなくなる

それは.....こんなメカニズムで起こります

正常動作

【左】スイッチプレートの突起が通電ブロックを押し込み........                         【右】電極ブロックに接触、通電して作動が始まります


異常動作

【左】スイッチプレートの突起が通電ブロックの下に潜り込み........                    【右】電極に接触しないままスイッチプレートの突起をまたいでしまいます




写真で表すとこんな具合ですね



これは原因をつかむのにかなり時間が掛かりました。本来、通電ブロックはセミの場合、反対側にあるカットオフレバーによって跳ね上げられるので、上下に遊びのある動きに不自然さが無いため、指で動きをトレースする程度では判らないのです。しかもトリガーはキチンと引ききれますからいじっている側からすれば” 訳わかんねぇ~ ” 状態に陥ります。この症状が起きるのはどちらかというと新品というよりは使い込んでスイッチプレートも通電ブロックも素材の摩耗しているものに出ることが多いので尚更原因を見つけにくいのです。通電ブロックがスイッチプレートの突起をスベってまたぐ様になってしまっていてはいくらトリガーを引いても通電してくれません。或いは1発撃ててから動かなくなることもあります。要するにスイッチプレートに押された通電ブロックが電極ブロックに届く前に「我慢しきれず」スプリングで戻り、足下をスイッチプレートが通り過ぎてしまうというのが正体でした。

対処方法


写真では黄色いライン部分で示しているところを加工してやります 静かに症状が進行しますので原因不明の通電不良が起きたらコイツも疑ってください


どうすればよいか?電極に届くまで「我慢」してくれるようにスイッチプレート、通電ブロック共にヤスリ等でエッジを立ててやればほぼ完治します。摩耗が激しい場合はプラ板等を貼って成形し直しでこの症状は無くなります。

何故、前回書かなかったって?一度直してしまうともう症状が出なくなってしまって忘れてしまったんですよ~。??はい!健忘症の一種とも言いますな



セミがバーストになる(新たな修正の情報です)

この症状は実は私のものでは起きていないのですが、東京の友人がこのバースト症状に悩まされ、私なぞてんで思い至らないものでしたが、見事にセミ不調というかバーストを封じ込めることに成功した方法です。今回の方法はカットオフレバーとフレームの干渉を修正するものではなく、カットオフレバー自体の動きを正すものです。カットオフレバーのガタに依って本来セクターギアの突起によって跳ね上げられたカットオフレバーが通電ブロックを跳ね上げるべきところで、カスってしまい不十分なスイッチングが惹起されバーストになることを防ぎます。殊にコピー品であるArmy Armament 社製のL85 などは造りが少々粗いのでこの処理をすればバースト症状はほぼ改善するのではないかと想像しています。


これがG&G L85 のカットオフレバー 同社製のA1,A2,AFV などL85 シリーズの共用パ-ツです


セミが不調になる原因のひとつとしてこのカットオフレバーがフレームの内側と擦れてカットオフタイミングのズレや動かないというものがありますが、この対処方法は前回述べた通り。今回はカットオフレバー自身の取付のガタを矯正するのがポイントです。①レバ-内側の取付穴付近を磨く  ②レバー外側の取付穴付近を磨く  ③メカボックスの取付部分の突き出し量をヤスってできる限りメカボックス側に寄せる  ④取付ビスの固定をしっかりさせ上から見てビスを中心に上下左右に遊びを作らないようにする→しかし動きはスムーズに!・・・・の4ポイントを念頭に置いて作業します。


先ずはギア・リリ-ス レバ- カム とカットオフレバーの取り付け状態を頭に焼き付けます



【左】ギア・リリース レバ- カムとカットオフレバ-を取り外します                 【右】今回の磨きに使うリュ-タ-用「サンディングディスク」



【左】サンディングディスクを使って取り付け部のトップを磨きながら落とします                 【右】磨き終わった取り付けトップ



取り付け部のトップとカットオフレバ-の縁をツライチに合わせるのがガタを取るコツです



取り付け位置を中心に上下にのみスムーズに動くかチェックします 必要ならオイルを差すと良いでしょう



フレームの内側との干渉を防止するためにカムとレバ-表面を少しヤスって磨くと更に動きは確実になります   ※ネジにはロックタイトなどを使って緩み防止処理をしておきましょう




レバーの裏側などの磨きを写真でははしょっていますが、以上で修正作業完了です。仕上げた感想としては動作に一層確実性が増したと思います。勿論、通電を司るスイッチ部分の動作の確実な調整が必要ですが、以上の手直しをすることによって、よりスムーズなL85のハンドルが可能になるものと思います。


某関西系のショップのB級品の安売りからセミオート不調というG&G のL85系が消えたのは今までの記事のお陰ではないかと密かに悦に入っていたのですが、今回の記事で更に間違いない動作をすることでしょう。実は私も買いそびれた一人でして、「しもた!買ってからブログアップすりゃ良かった」と反省しきりなところです。後悔先に立たないわけで切歯扼腕して、地団駄を踏んで、ついでに臍まで噛んでおります。むぅぅ。



あらかん SPECTER OS4X は絶好調!  そろそろRDS 製作を進めなきゃ!   ※こんなベレーの被り方したら駄目ですよ わざと藤子 不二雄ですから







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この記事へのコメント
そうなんですか!G&Gを長年使用しているとそんな問題にぶつかるのですね。勉強になります!

やはりSpector OS4×を載せたL85は良いですねぇ、様になってます!


この場で御報告ですが、実は今制作しているOS4なんですが、ヤフオクに出品いたします・・・・・

どうしても気に入らない部分ができてしまい、どうせならもう一個新規に作ろうと思ったしだいです。
しかし、レプリカをさらに購入するだけの資金が無く、どなたかに買っていただき、それで次の物を手に入れる足しにしようかと思っています。

本当は今の制作品も手元に置いておきたいのですが、小遣いだけではなかなか難しい今の現状です・・・

次に作る物はもっと突き詰めていきたいと思っておりますm(_ _)m
Posted by 裸の男爵裸の男爵 at 2016年07月27日 18:08
男爵さん:かれこれ8年近い酷使ですからそりゃ、ガタが来るというものですが、未だにメカボ健在!無理なパワーアップもしていませんし、要はキチンと調整とメンテさえすれば長持ちするという証左ですよ。

今回、記事にするためにメカボを取り出しましたが、スイッチ焼けもなくやっぱりSBDは効果があると思いました。

ところであんなに苦労されたOS4X を売っちゃうんですか?到底私には出来ませんねぇ~。当分私のメインスコープに君臨すると思います。

あれからDETA MATRIX CODE に就いては海外の方々から盛んにメールをいただき、かなり私も詳しくなりました。海外ファンはアツイです!
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年07月27日 18:44
中華電動ガンは爪の垢の様な調整が必須ですね。
シールテープやらアルミテープやら…
初速はそこそこで十分ですね。耐久性重視です。
それがバッチリ組み上がったときの喜びはひとしおです。
ついに私もcyma MP5のRAS→SDのジャンク腰上を入手しニコイチでメインアームズとして現在使用してます。
Posted by 火事手伝い(鈴鹿) at 2016年08月03日 14:50
火事手伝い様:お!そんな手をつかってるんですか?賢いやり方ですね〜。あのエゲツないMP5を更に静音化してるとなると益々手強いです。

こりゃ、同じチームにならないとまずいっす。
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年08月05日 01:42
大変興味深い調整方法ですね。自分の場合はセミオートのとき使う端子が度重なる折り曲げによって失われてしまったの調整以前に修理が必要なレベルで試しようがないですが・・・・w

セミだと、トリガーを引く→ギュアッ(モーター音)→トリガー→パンパンッ!といった感じでロクにセミが撃てません。
接点を自作しようかと思ったのですがプラスチック部分が分けられなかったであえなく断念して完全にフルオートオンリーで使用してますw。
Posted by トモ at 2016年11月28日 15:21
トモさん:この項での調整は物理的な摺り合わせを磨いてスムーズにしようとしたものです。現実には割と同じ症状の方が多いようです。

仰っているセミ用端子!?とはスイッチ部分を覆い隠すカバーに付いているものだと思いますが、あれはマ●イで言うところのスイッチプレート(プラ板に銅板が巻いてあるもの)の役目を果たしているものだと思います。

中華でしばしばこおプレートは廃されていますが、要はカットオフレバーさえキチンと動作してくれればセミオートは利くはずですがね~。

G&G L85はどちらかというとフルオート向きのシステムだとは思うのですがこのところ有料フィールドはセミオートばっかりなので、勢いこのL85もセミがキチンと利くように調整してあります。

それでも冒頭記事の様に経年使用でパーツの角が削れたりしますから、調整は欠かせませんね。
Posted by Kafu'Kafu' at 2016年11月29日 00:44
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