2013年10月19日

Tier3 Pelvic Protection

Tier3 Pelvic Protection


"股間アーマー" Tier2 と対を為す Tier3 Pelvic Protection です。因みにTier 1(通称Blust Pants) とは下着ですので目に見えるのは2と3ということになります。


英軍兵士がアフガニスタンや戦地に向かうに当たって「戦闘で不能になったら殺してくれ」とか、「延命措置を採らないでくれ」と遺書をしたためていると言われていますが、それほど生殖機能を大事にするのか、と人生も枯れ始めた私にはジョークだと思っていました。しかし本国に戻った傷痍軍人の写真や映像を実際に見ると、あながち冗談ではないとと思いますし前途有為な若い兵士なら尚更健常で戻りたいと思う心は強いでしょう。生殖器官を有効に守るTier 2 は瞬く間に前線の兵士に行き渡りましたし、装着率はかなり高く彼らの意識の高さを感じます。不毛のアフガニスタン戦で不幸にも下半身損傷をした兵士に国家としても責任を痛感した結果でも有るでしょう。2011年から至急が始まっていますがタリバンの自爆攻撃、アンブッシュ、地雷禍などに対しては遅きに失した感は否めません。Tier3 は支給対象をCAT2 と CAT.3 としており基地外で行動する歩兵に供給されています。


【左】後面 前面同様 Tier 2・ニーパッド の部位は強化生地。    【右】内側に縫われたNSNタグ 2011年製 支給開始の年です


カバーとインナーアーマーの展開写真(参考)


ホックとファスナーで大きく開口し、コンバットブーツを履いたまま装着することが出来ます。


股間をズバリ守るTier 2 に対し Tier 3 は主に鼠蹊部や内ももと、幅は狭いですが大腿部から膝にかけての側面をカヴァーします。トラウザースの上から履くオーバーパンツ様で腰に固定するにはループ状に腰に裁縫されたナイロンの紐で行います。が!しかし、この紐は腹部のみに露出し背面には出てこないので、ベルトに通して取り付けるTier 2 を装用するには紐の上からさらにベルトをしなければなりません!文字通り屋上屋を重ねるようなものです。急場しのぎのような造作で、実際は殆ど装着した兵士を見ません。一説にはEODしか着用しないのではと言われているほどですが、地雷探知、除去作業に当たる一般兵士やパトロール時にも着用されているようです。

Tier 1 ⇒ トラウザース⇒ Tier3 ⇒ Tier2 と履いていくわけですが、これでは立ちショ○もできませんのでTier2のみというのが現実として多いのかも知れません。e-B◎y ではカバーのみですがスカみたいな値段で出ております。思い切り不人気なアイテムの証ですね。その不人気なところをねらってゲットしてみました。




【左】Tier 3 正面              【中】Tier 3 横 スリットがあり下のポケットにアクセス可            【右】Tier 3 後ろ



【左】Tier 3 + Tier 2 正面                【中】Tier 3 + Tier 2 横                 【右】Tier 3 + Tier 2 後ろ




HIPBELT & YORK そして OSPREY Mk.4 を装用した状態。さながら十二単ですな。ちょっと面倒ですが、履いてみるとかなり暖かくて
本来の使い道からは外れますが冬には防寒具として使えそうです。カバーだけなら動きを殆ど制限しませんし我ながら良い買い物だったかも








ところでTier 1 って・・・・・・・・・・
こんなんでした!


特殊な繊維で編まれており異物の進入を防ぐというか弾きます。OSPREY Mk.4 に Tier 1 の珍妙な写真。でも大まじめなんですよ






同じカテゴリー(英軍装備)の記事
MTP BAYONET FROG
MTP BAYONET FROG(2015-07-20 00:59)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。