2013年02月09日

G&G L85A2(今更ですが/ その3)

この項を上梓する前に何と100,000件のカウントを数えまして.....ありがたいやらお恥ずかしいやら.....





ローディングノズルの換装

前項に記したパカ山ノズルですが、Oリングで気密を上げるだけでは取付が出来ません。それはシリンダーヘッドが3枚のリブで強化されているためです。因みにM4用をチョイスしています。ノズルとタペットプレートとは溝切りを合わせれば正立しますので、リブに干渉しないようにノズル基部を現物合わせで△形に削り落とします。換装した結果は上々で弾筋が安定し、集弾性は格段に向上しました。もともとオリジナルのノズルはM4 用より少し長いのですが、先端にブリッジのあるパカ山ノズルはオリジナルと同等の位置(しかも常時安定)にBBを送り込みますから当然の結果ではあります。


【左】黄線でなぞったところがリブです 通常のノズル基部だとリブに干渉します     【右】ノズルを正面から見た図です。ノズル基部の上部を△に削って干渉を防ぎます


これでパカ山ノズルが使えます。ノズル先端のブリッジが常にチャンバー内の一定の位置へBBを押し込む効果があります



ピストン部

これが第2世代のピストンです。初代、そして初代のマルぱくりの ARMY ARMAMENT との大きな違いです。ピストンとピストンヘッドの間にアルミ製のインサートを使いピストンの歯数はマルイと同じ16T となりました。セクターギアもこれに伴って16T に修正されています。初代は 20T もあります!このお陰で、初代・ARMY 共同様の症状に悩まされた、ロングストロークピストンにありがちなピストンクラッシュを回避しています。これは先にご紹介させていただいた記事内にも既に同じ考えのものが掲載されていて、本家が逆に参考にしたような気がします。


アルミ製の 『 ゲタ 』 履きがピストンとヘッドの間に入り込むことによって、ピストンのリターンタイミングとギアの回転ズレによるバックラッシュが無くなって
確実な動作となりました。お陰で、ストロークが短くなった分ボルト稼働距離が短くなりましたが、持病だったピスクラの心配をせずに安定した発射が可能
になっています。もともとロングシリンダーですから容積は十分にあるのでストロークが短くなってもエアの吐出量は十分に稼げますからご安心を(^^)v


ピストンと可動ボルト

話は少し横道に逸れますがG&G社は割と可動ボルトに拘っていて、他にもAKやMP5 シリーズにもその機構を搭載してきます。が、アイディアはいいのでしょうが、MP5などは樹脂製ピストン上部に突起を設け、其処にスチールボルトを噛み合わせて動かすもので、素材の強度を無視していて、やがてピストンの突起が吹っ飛び、憐れただの電動ガンになり果てます。私もこいつには悩まされまして、結局今はディスコンのシステマのアルミピストンにタップを立てて強化しています。動くものはやっぱり動かしたいですから......。

さてこのL85も同様にボルトが動きます。但し、前述のMP5のように重たいスチールボルトと太いリターンスプリングで動くものではないので、何の対策もしていませんが、使い始めて以来、全く問題がありません。


ボルトを動かす連動パーツは、ピストン後部がフラットに成型され、出来た段差にスプリングで下向きに飛び出したレバーが当たり連動します。
連動パーツ自体はピストン部の上部にスリットが設けられ、水平方向にしか動きません。ボルトを動かす為だけなのに手が込んだ造作です。





連動パーツの上方は小さなスプリングとラッチ状パーツが組み込まれており、アッパーレシーバに取り付けられたボルトユニットのフック部分で噛み合うことになります。
噛み合わせるには、チャージングハンドルを後方に引くことで行われます。従って、ボルト連動を嫌がる場合はチャージングハンドルを引かなければ噛み合いません。
 但し、ボルトはホップアップ調整のため、ある程度引く必要があり調整程度では噛み合いませんが引きすぎると噛み合ってしまうので、ボルト連動が不要な人達は、
スプリングとラッチ金具を、取り去る人もいます。まれに個体差でメカボックス上部とアッパーレシーバーのクリアランスがありすぎて連動しづらいものもあるようですね。
幸い私のものは至って快調でノントラブルですが、アッパーレシーバーに組み込まれたボルトユニットは金属同士が摺動するのでグリスアップは時折しておくべきです。




チャージングハンドルはこの位置から更に後ろに引くとカチッと言う音と共にラッチとフックが噛み合いボルトの連動が始まります。
解除はバラす以外にありません。但し、ボルト・リリースレバーを使えば引ききった状態でボルトを固定して撃つことができます。
チャージングハンドルとボルトが動くのは小気味良いです。重量自体軽いので発射性能に悪影響が出ると感じたことはないです。




※スプリングとラッチパーツは紛失しやすいので注意が必要です。出来ればチャージングハンドルを引きながらテイクダウンした方が良いでしょう。無くすと泣きたくなります。






SUSATサイトを載せたG&G L85A2



<続く>




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この記事へのコメント
Kafu'さんまたまた質問よろしいでしょうか・・・?

ICS L85のバッテリーのことなのですが、

自分でショップサイト等で調べてみたところ、バッテリーにはニッカド、ニッケル水素、リポ、リフェがあり、リポバッテリーがセミのキレもよくなりサイクルが上がり、寒さにも強く、放電の必要もなく、デリケートではあるけれども他のバッテリーよりも優れているという情報があり、リポバッテリーが良いのかと思えば一方で、リポバッテリーはサイクルが上がりすぎてカスタムしていないメカボックスには負荷をかけてしまうのでよくない、リポバッテリーを使ってみたが特に良いとは思わないなどの情報もあり、結局何が良いのかわかりませんでした。(・・;)

ICS L85にはどのバッテリーが適しているのでしょうか?
Posted by N-marines01 at 2013年02月10日 17:08
N-marines01さん:こんにちは。多少の偏見が入っていますが、個人的な意見を申し上げます。一番、気にしないで?良いのはNi-cdです。但し、容量にすると

        Li-Po、Li-Fe >Ni-Mh >Ni-Cd

の順になり、Ni-Cdは一日遊ぼうと思うと大きなタイプになりましょうか?

Ni-MhはNi-Cdに較べ小型化出来ますが、過放電によってセルが死に使い物にならなくなることがしばしばあります。ショップで売れ残って死んでいるものあって、買うならよく売れているショップで購入した方が良いです。

次いで巷間、一番人気のLi-Poですが、小型でボルテージ、アンペアともNi-Mh,Ni-Cdに較べて非力でも(例えば7.4V 1200mA)でも立ち上がりが良く、回転もいいです。マイナー?なLi-Feも同様の性格ですが、経年劣化(半年ぐらいで?)によるダレが早い気がします。

今のところ、小型で高性能なのはLi-Poという結論で、私もG&Gには7.4V 1400mA 、ICSには7.4V 2000mA を入れています。問題なく動いていますよ。主な理由は小型でレイルハンドガードに入れ易いためと寒さに強いということです。確かにNi-Mhは真冬に使うには問題が多いですね。

【ご注意】但し、Li-Po は過放電にはある程度の耐性がありますが、初期の性能を維持しようと思うなら、1週間に一度程度は5分でも良いですから充電してやる必要があります。私もこのことを知らず、放置したLi-Poバッテリーがダレてしまい数本捨てました。知らない方が多いのですが、これってかなり重要です。

追い充電は禁物ですがNi-Cdが管理に楽なバッテリーです。それ以外は、癖を理解して扱ってください。
Posted by Kafu' at 2013年02月10日 18:08
「訂正」 

前述したLi-Po は過放電にある程度耐性があると記しましたが、正しくは放置による放電、に強い、と改めます。失礼しました。
Posted by Kafu'Kafu' at 2013年02月10日 18:24
おお!
G&Gにパカ山ノズルが....。
素晴らしいです。
Posted by NARU at 2013年02月11日 19:45
NARU様:こんばんは。パカ山ノズルの導入は言うは易く行うは難し....

出来た後を言葉でトレースするのは簡単ですが、実際にはPOMって削りにくいです。泣きたくなる気持ちを堪えて削り込んだのを思い出しました。

上手く行って良かった、の出たとこ勝負でした。
Posted by Kafu' at 2013年02月12日 01:04
返信送れてすいません。

Ni-Cdも管理が楽であるところが魅力的ですが、将来的にはレイルハンドガードに変えようと思っているので、Kafu'さんの使用されているLi-Po にしようと思います。

ありがとうございました。
Posted by N-marines01 at 2013年02月15日 17:54
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