2011年12月10日
ICS L85A2のこと
中華製L85で最後にリリースされたICSのL85です。ICSと言えば以前は、Marui のS-Systemが発売されてほどなくして、S.I.Rのミリタリータイプのハンドガードを出した事で記憶におありかと思いますが、正直言って余り完成度が高いとは思えませんでした。しかし、CYMA然り、クラシックアーミー然り、G&G然り、中華、就中台湾製の商品のモデルアップのスキルは飛躍的に上がり製品のギミックやアイディアそして完成度はかなりの部分に於いて最早、日本製を凌駕しています。
ICS L85A2 実銃サイズの450連マガジンがミスマッチです。拘るなら
マルイの従来型300連マガジンを選びましょう。
ICS L85A2 実銃サイズの450連マガジンがミスマッチです。拘るなら
マルイの従来型300連マガジンを選びましょう。
このICSのL85もその好例で、ガスパイプの造りやハンドガード内部の造りはデフォルメがありますが、全体の出来は素晴らしいと思います。殊にテイクダウンはわずか2ピンを外すだけでメカボックスが取り外せ、その上スプリングの交換はメカボックスを割殻せずに出来るすぐれた点をもっています。しかも、電気接点をアッパーとロアレシーバに備えていて上下を分離すると、通電カットしてしまう安全面も考慮されています。
2ピンを抜くだけでテイクダウン完了 安全対策の電気接点
でも.....これが「いじりたい派」には不便で・・・・・(^^;
中華の弱点はその怪しいグリスとシム調整などの細かな部分です。そんなこんなで私も箱出し時に作動音がヒステリックでうるさい、ノンホップで80m/s未満だったということもあってメカボを割殻して調整したんですが、7mmベアリングの謳い文句は嘘?で確かに7mmではあるもののシンタードアロイの様な金属軸受けが入っていました(ドライベアリングって意味かな?)。シム調整するならついでに軸受けを換えてやれとばかりに7mmベアリング軸受けを奢ったんですが.....シム調整がめちゃくちゃしにくいんです。
メカボは左向きでセットします。マルイと逆です。 指でギアを回せないので、シム調整がしにくい
このメカボは閉じると私のような太い指はシリンダー部分からではセクターギアにも指が届かずドライバーなどを使ってギアを回してやるぐらいしかできません。その上、安全設計の通電カットが仇となって、いちいち全て組まないと作動させられないんです。これはものすごい落とし穴で、調整にえらく時間がかかりました。
更にこいつです。
シリンダーはフルサイズでエアは十分に出ているはずなんですが、個体差もあるでしょうが結論から言えばノズル長が足りない上に外径が細く、チャンバー内で気密がとれずエアロスが発生。BBを押し込む長さも足りないのでパッキン内でBBが暴れて弾道も安定せず5m離れて30cm円にも集弾しないという酷いモンでした。※国内では命中精度について余り記述がありませんが海外サイトなんかを見ると命中精度が悪いと書かれていますね。試しにノズル長をM4サイズ1mm長いものと換えるとスプリングを変えずに着弾がまとまり初速も10m/sほどあがります。
※オリジナル可変ホップチャンバーは独自型でサードパーティのものも流用できませんし、ノズルも現物あわせで外径を削らないと入りませんので、ご注意!
ところが!です。
ノズル長を変えると今度はチャンバー内にノズルヘッドが飛び出し装填不良を起こします???????
何故?
それはオリジナルタペットプレートではノズルが下がりきらないのです。
①チャンバーを換装できない。 ②でもノズルを変えねばならない。 ③するとノズルの後退量が足りない
・・・・と来れば、最早タペットプレートを換えるしかありませんね(^^;
上がVer.2タペプレ 下がオリジナル 引っ掛けをカットしたあと、後方にネジで新設
チェックするとVer.2のタペプレでノズル後退量が十分稼げることが判りました。しかし、オリジナルのタペットプレートとVer.2のそれとでは、リターンスプリングの引っかけ位置が違っていて、そのままではリターンスプリングのバネ力を使えません。そこでタペプレ側の引っかけ位置を変える必要があります。が!樹脂製のものでは、引っかけを新設するには強度的に無理。そこで、パーツボックスをひっくり返すと・・・・、ありました!古色蒼然としたスチール製のタペプレが!懐かしやKM製だったかシステマ製だったか?・・・です。まだ電動ガンのパーツが試行錯誤で出されていた頃で、何でも強くすりゃいいという風潮の頃にリリースされたオーバークオリティの塊みたいなシロモノです。優に10年以上経っています。これで引きの距離を稼ぐことが出来ます。
元々あった引っかけをグラインダーで飛ばし、適当な位置に3mmタップを立てて引っかけを作ります。
これでM4サイズのノズルの取り付けが出来るようになりました。※メカボ側に引っかけを作るという手もあります。この場合はメカボ側の元々あった引っかけを飛ばす必要がありますね。製作時点ではすぐにオリジナルに戻せることを前提にしていましたが、顧みてこの方法なら樹脂製のタペプレが使えると思います。
次いで問題は純正のバレルです。非常に綺麗なインナーバレルで(ICSはカッパーバレルと呼んでいます)精度も高そうです。残念なのはマルイと較べてホップ窓の切りかきがノズル側に約0.5mmほど広く取ってあり、固いチャンバーパッキンを日本製に換えると弾の保持や位置にずれが出ます。今回は元設計とは違うノズル延長をしていますので、個人的にお勧めのマッドブルのチャンバーパッキン(赤いタイプ60degree)を選んでバレルもマルイ純正バレルに換えました。マッドブルのチャンバーパッキンは3点支持でBBを保持し安定した抜弾を約束してくれるので、中華銃をブラッシュアップするのにしばしば使って好結果を得ています。今回も、ノズルが延長されてBBが押し込み気味になる関係上、このパッキンの存在は大きいです。マルイ純正より肉厚でチャンバーに入れると自然に気密もあがりますので、バネによるパワーアップよりメカボに負担を掛けずに初速も稼げます。
チャンバー口に赤く見えるのがマッドブルのチャンバーパッキン
最後にオリジナルのホップアップチャンバーですが、ホップアップの押しゴムを司るバーの継手が外径の変化するダイアルに追随することによって上がったり下がったりしてホップの強弱を調整します。構造的にはよく考えているのですが、本来水平に上下すべき押しゴムのバーが樹脂素材故に継手がひねりあげられて結果的に銃口に向かって右肩上がりにならざるを得ません。バレル内では突起が左ばかりがせり出すことになり左寄りの弾道になる弱点があります。
此処まで来ると最早、丸ヤスリを使って押しゴム部分のU字溝を適正ホップの位置で水平になるように左から右にかけてヤスらねばなりません。
こうして出来上がったL85A2ですが、集弾性は格段にアップ。5mでフルオートで3cm以内に集弾、且つ、スプリングもミディアム位置で初速は94m/s(ノンホップ、箱出しは80m/s未満)。セッティングさえ出来上がればメンテナンス性の高さは味方になりますね。
スプリングガイドに3ホールありテンションを変えることで弾速を直ぐに変更できる。
左がICS、右がG&Gのセレクターノブ パットプレートもICSのみがスラントを表現
しかし、ICSのアドバンテージって先発のSTARやG&Gに比べてあるのか知らん?メンテナンス性は文句なしにICSに軍配が上がります。トリガースイッチもキレの良さが素晴らしいです。細部の表現も上がっているように思います。しかしオリジナルホップチャンバーは煮詰めが足りません。ワンタッチでバッテリー交換が出来るハンドガードもRISに換装するとメリットもクソもありませんし.....ゲーマーの私としては矢っ張り、ボルト可動のギミックと発射性能と適正なパワーを最初から備えたG&Gに軍配を上げますね、ハイ(^^;
えっ?STARとはって?実はSTAR持ってません。しかし、手を加えるのが前提ならメカボの出来やパワー、そして外見のリアルさからICSだと思います。独断と偏見の意見ならG&G>ICS>STARかな。
そうそう!同梱のマガジンは問題ありませんが、マルイ純正のマガジンを使う場合は赤丸で囲んだチャンバーのリップをヤスって薄くしてやって下さい。マガジンリップと干渉して入りません。注意!
この部分も現物合わせでヤスリ掛けです。削りすぎないように!
このICSのL85A2は最近、国内外のショップでディスコン扱い?っぽいG&G製L85の予備銃として、且つRIS仕様ではない少し前の英軍装備に合わせようとして求めたものです。
縷々、書きましたが購入当初はひたすら「なんだこりゃ?」と思わせられる事ばかりで、ひたすらどうしたらいいものか?と試行錯誤の連続でした。流通市場にもメーカーにも恐らく存在しないスチール製タペットプレートの下りは記事にして良いものかとも思いましたがこんな解決策もあるという参考程度で読んでもらえればいいと思っています。
命中精度、初速も要はチャンバーとノズルの精度の問題が主で、すぐれたアイディアのパカ山ノズルやでんでん虫ノズル辺りの換装で解決する可能性もあり解決方法は一つではないと思います。尤も手元にあったパカ山ノズルはノーマル状態ではチャンバーの中に滑り込ませる訳に行かず、フィットさせるために外径の削りは必ずあることを申し添えます。
2ピンを抜くだけでテイクダウン完了 安全対策の電気接点
でも.....これが「いじりたい派」には不便で・・・・・(^^;
中華の弱点はその怪しいグリスとシム調整などの細かな部分です。そんなこんなで私も箱出し時に作動音がヒステリックでうるさい、ノンホップで80m/s未満だったということもあってメカボを割殻して調整したんですが、7mmベアリングの謳い文句は嘘?で確かに7mmではあるもののシンタードアロイの様な金属軸受けが入っていました(ドライベアリングって意味かな?)。シム調整するならついでに軸受けを換えてやれとばかりに7mmベアリング軸受けを奢ったんですが.....シム調整がめちゃくちゃしにくいんです。
メカボは左向きでセットします。マルイと逆です。 指でギアを回せないので、シム調整がしにくい
このメカボは閉じると私のような太い指はシリンダー部分からではセクターギアにも指が届かずドライバーなどを使ってギアを回してやるぐらいしかできません。その上、安全設計の通電カットが仇となって、いちいち全て組まないと作動させられないんです。これはものすごい落とし穴で、調整にえらく時間がかかりました。
更にこいつです。
シリンダーはフルサイズでエアは十分に出ているはずなんですが、個体差もあるでしょうが結論から言えばノズル長が足りない上に外径が細く、チャンバー内で気密がとれずエアロスが発生。BBを押し込む長さも足りないのでパッキン内でBBが暴れて弾道も安定せず5m離れて30cm円にも集弾しないという酷いモンでした。※国内では命中精度について余り記述がありませんが海外サイトなんかを見ると命中精度が悪いと書かれていますね。試しにノズル長を
※オリジナル可変ホップチャンバーは独自型でサードパーティのものも流用できませんし、ノズルも現物あわせで外径を削らないと入りませんので、ご注意!
ところが!です。
ノズル長を変えると今度はチャンバー内にノズルヘッドが飛び出し装填不良を起こします???????
何故?
それはオリジナルタペットプレートではノズルが下がりきらないのです。
①チャンバーを換装できない。 ②でもノズルを変えねばならない。 ③するとノズルの後退量が足りない
・・・・と来れば、最早タペットプレートを換えるしかありませんね(^^;
上がVer.2タペプレ 下がオリジナル 引っ掛けをカットしたあと、後方にネジで新設
チェックするとVer.2のタペプレでノズル後退量が十分稼げることが判りました。しかし、オリジナルのタペットプレートとVer.2のそれとでは、リターンスプリングの引っかけ位置が違っていて、そのままではリターンスプリングのバネ力を使えません。そこでタペプレ側の引っかけ位置を変える必要があります。が!樹脂製のものでは、引っかけを新設するには強度的に無理。そこで、パーツボックスをひっくり返すと・・・・、ありました!古色蒼然としたスチール製のタペプレが!懐かしやKM製だったかシステマ製だったか?・・・です。まだ電動ガンのパーツが試行錯誤で出されていた頃で、何でも強くすりゃいいという風潮の頃にリリースされたオーバークオリティの塊みたいなシロモノです。優に10年以上経っています。これで引きの距離を稼ぐことが出来ます。
元々あった引っかけをグラインダーで飛ばし、適当な位置に3mmタップを立てて引っかけを作ります。
これでM4サイズのノズルの取り付けが出来るようになりました。※メカボ側に引っかけを作るという手もあります。この場合はメカボ側の元々あった引っかけを飛ばす必要がありますね。製作時点ではすぐにオリジナルに戻せることを前提にしていましたが、顧みてこの方法なら樹脂製のタペプレが使えると思います。
次いで問題は純正のバレルです。非常に綺麗なインナーバレルで(ICSはカッパーバレルと呼んでいます)精度も高そうです。残念なのはマルイと較べてホップ窓の切りかきがノズル側に約0.5mmほど広く取ってあり、固いチャンバーパッキンを日本製に換えると弾の保持や位置にずれが出ます。今回は元設計とは違うノズル延長をしていますので、個人的にお勧めのマッドブルのチャンバーパッキン(赤いタイプ60degree)を選んでバレルもマルイ純正バレルに換えました。マッドブルのチャンバーパッキンは3点支持でBBを保持し安定した抜弾を約束してくれるので、中華銃をブラッシュアップするのにしばしば使って好結果を得ています。今回も、ノズルが延長されてBBが押し込み気味になる関係上、このパッキンの存在は大きいです。マルイ純正より肉厚でチャンバーに入れると自然に気密もあがりますので、バネによるパワーアップよりメカボに負担を掛けずに初速も稼げます。
チャンバー口に赤く見えるのがマッドブルのチャンバーパッキン
最後にオリジナルのホップアップチャンバーですが、ホップアップの押しゴムを司るバーの継手が外径の変化するダイアルに追随することによって上がったり下がったりしてホップの強弱を調整します。構造的にはよく考えているのですが、本来水平に上下すべき押しゴムのバーが樹脂素材故に継手がひねりあげられて結果的に銃口に向かって右肩上がりにならざるを得ません。バレル内では突起が左ばかりがせり出すことになり左寄りの弾道になる弱点があります。
此処まで来ると最早、丸ヤスリを使って押しゴム部分のU字溝を適正ホップの位置で水平になるように左から右にかけてヤスらねばなりません。
こうして出来上がったL85A2ですが、集弾性は格段にアップ。5mでフルオートで3cm以内に集弾、且つ、スプリングもミディアム位置で初速は94m/s(ノンホップ、箱出しは80m/s未満)。セッティングさえ出来上がればメンテナンス性の高さは味方になりますね。
スプリングガイドに3ホールありテンションを変えることで弾速を直ぐに変更できる。
左がICS、右がG&Gのセレクターノブ パットプレートもICSのみがスラントを表現
しかし、ICSのアドバンテージって先発のSTARやG&Gに比べてあるのか知らん?メンテナンス性は文句なしにICSに軍配が上がります。トリガースイッチもキレの良さが素晴らしいです。細部の表現も上がっているように思います。しかしオリジナルホップチャンバーは煮詰めが足りません。ワンタッチでバッテリー交換が出来るハンドガードもRISに換装するとメリットもクソもありませんし.....ゲーマーの私としては矢っ張り、ボルト可動のギミックと発射性能と適正なパワーを最初から備えたG&Gに軍配を上げますね、ハイ(^^;
えっ?STARとはって?実はSTAR持ってません。しかし、手を加えるのが前提ならメカボの出来やパワー、そして外見のリアルさからICSだと思います。独断と偏見の意見ならG&G>ICS>STARかな。
そうそう!同梱のマガジンは問題ありませんが、マルイ純正のマガジンを使う場合は赤丸で囲んだチャンバーのリップをヤスって薄くしてやって下さい。マガジンリップと干渉して入りません。注意!
この部分も現物合わせでヤスリ掛けです。削りすぎないように!
このICSのL85A2は最近、国内外のショップでディスコン扱い?っぽいG&G製L85の予備銃として、且つRIS仕様ではない少し前の英軍装備に合わせようとして求めたものです。
縷々、書きましたが購入当初はひたすら「なんだこりゃ?」と思わせられる事ばかりで、ひたすらどうしたらいいものか?と試行錯誤の連続でした。流通市場にもメーカーにも恐らく存在しないスチール製タペットプレートの下りは記事にして良いものかとも思いましたがこんな解決策もあるという参考程度で読んでもらえればいいと思っています。
命中精度、初速も要はチャンバーとノズルの精度の問題が主で、すぐれたアイディアのパカ山ノズルやでんでん虫ノズル辺りの換装で解決する可能性もあり解決方法は一つではないと思います。尤も手元にあったパカ山ノズルはノーマル状態ではチャンバーの中に滑り込ませる訳に行かず、フィットさせるために外径の削りは必ずあることを申し添えます。
Posted by Kafu' at 01:28│Comments(2)
│L85
この記事へのコメント
詳細なレポート、お疲れ様でした。
流石オールド(失礼)ゲーマー、懐かしの金属タペットをお持ちとは.....。
当方のパーツ箱には...入っていませんでした。
当方のICS L85も、そろそろ実戦に向けてのモディファイをと考えておりました。
もの凄く参考になりました。
P.S.
色んなものを整理していたら、懐かしのレアアイテムを発掘しました。
ブログにアップしても、何人の方に懐かしんでもらえるかは不明ですが〝Kafu’〟さんには喜んでいただけると思っています。
流石オールド(失礼)ゲーマー、懐かしの金属タペットをお持ちとは.....。
当方のパーツ箱には...入っていませんでした。
当方のICS L85も、そろそろ実戦に向けてのモディファイをと考えておりました。
もの凄く参考になりました。
P.S.
色んなものを整理していたら、懐かしのレアアイテムを発掘しました。
ブログにアップしても、何人の方に懐かしんでもらえるかは不明ですが〝Kafu’〟さんには喜んでいただけると思っています。
Posted by NARU at 2011年12月12日 16:32
NARU様:ICSは個体差があるようですね。NARU様分は”当たり”を引いたんではないでしょうか?ちゃんとベアリングが入っていたりもするんでしょうね。
海外サイトでは文字通り弾筋が暴れるとか、BADとか書き込みもあって競作メーカーの中ではG&Gを推す人が多いように思います。
然し、折角手を入れて調子よくなったので、ウッドランドDPMの時はこいつを愛用しようと思っています。
懐かしのレアアイテムのアップを楽しみにしております。
海外サイトでは文字通り弾筋が暴れるとか、BADとか書き込みもあって競作メーカーの中ではG&Gを推す人が多いように思います。
然し、折角手を入れて調子よくなったので、ウッドランドDPMの時はこいつを愛用しようと思っています。
懐かしのレアアイテムのアップを楽しみにしております。
Posted by Kafu' at 2011年12月12日 18:46
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