2011年11月14日

写真で見る英軍Patch ②

Parachute Regiment(空挺部隊)


大戦中はマルーンベレーを被りRED DEVIL・・・赤い悪魔とドイツ軍に恐れられた、ご存じ英軍が誇る空挺部隊。右肩にグリーンDZ Flash(ドロップゾーン)に
空挺徽章、左肩に16AAB(16th空挺強襲旅団)のPatchです。第一空挺大隊は赤、第2空挺大隊は青、第3空挺大隊は緑、第4空挺大隊は黒のDZを右肩
に持ってきます。上掲写真は右肩のDZが緑であることから3PARA兵士であることを示します。空挺徽章はモスグリーン地に黒の刺繍のサブデュードです。



1PARA           2PARA           3PARA           4PARA


尚、1PARAは現在、SAS,SBSなど英軍特殊部隊のバックアップとしてSFSG(Special Forces Support Group)として組み込まれ、赤のDZを見ることは
無くなりました。替わりに稲妻とダガーを組み合わせた部隊章があるのですが、他の特殊部隊同様、外観から”特殊”である事を秘匿する為、肩に貼ることは
稀の様です。また、特殊と言えば各大隊から募集され数々の訓練課程を修了した兵士で構成するものの中でPLATOON(小隊)単位で行動し、本隊より先に
到着し、偵察や地点確保、その他特殊作戦を行うのがPathfinder(パスファインダー)です。16AABのDZの上に太い矢印をあしらったDZpatchが存在して
います。これも滅多にお目に掛かりませんが間違いなく特殊部隊に位置するんですから、むべなるかなでありますね。でもかっこいいです。ゲームではSFSG
同様アリでしょうね。SASに次ぐエリート部隊とも言われている彼らPathfinder(直訳で先駆者)のモットーは”First in" 如何にもらしい言葉です。

       
SFSG               Pathfinder



RAF(Royal Air Force)Regiment


アフガニスタンに展開していたRAF隊員の写真です。上下とも同一人物で右肩にはSergeant(軍曹)の階級章と共にRAFのTRF(Tactical Recognition Flash:
戦術的識別章)、右肩にはターニケット(止血帯)の黒いベルクロと共にダガー章が....。ダガー章の意味合いがどうも判りません。このスクエア型のダガー章
は一般的にRoyal Marines の3commando だと説明されることが多いのですが、RAFでも使うんですねぇ~。因みにターニケットはeachside(左右のポケット)
に付けるとこの兵士は述べています。さてこのRAF REGIMENTですが、その名の通り、空軍所属で主に確保した飛行場の警備、防衛が任務となりますが、
その任務の重要さからかなりのスキルを持った兵士で構成されています。余談ですが、ショップ繋がりで元RAF隊員が、大阪堺に住んでいるそうで、我が
チームに興味を持っていただいているので、一度膝つき合わせてPatchの事やら色々と伺おうと思っています。勿論、身振り手振りのBody Languageです。
ところで胸のアドミンポウチに貼っているZAPバッジですが、非公式なシロモノですが、かなりの兵士がバッジメーカーに作らせて貼っています。フルカラーの
ユニオンジャックはどうやら、OSPREYのブラサード部分に貼ってあるベルクロのものを流用しているようです。アドミンポウチに貼るものは勝手気ままの様です。



The Duke of Lancaster's


The Duke of Lancaster's Regiment は国防的な位置づけ?の歩兵大隊の様です。4大隊からなっており、予備大隊とされる第4大隊以外、第1大隊は第4機械化旅団、
(4th Mechanized Brigade)、第2大隊は19 Light Brigade隷下となっています。それぞれアフガニスタンに駆り出されていますが、第3大隊は国内に留まっているようで
すが表面には出てきません(解隊?)。写真は第1大隊のもので、右肩にグライダーのTRFとISAFのPatch、右肩には第4機械化旅団のネズミPatchです。大隊のニック
ネームは”Lion of England(英国の獅子)”。数は少ないですが第1、第2大隊の兵士が自慢げに獅子をあしらったPatchを上位部隊のPatchを貼るべき左肩に貼って
いる写真が確認できます。あれこれ嗅ぎ回ったのですが、調べ方が悪いのかこの獅子のPatchに行き着けませんでした。ひょっとしたら公的なものではなく兵士の間で
作られたものかも知りません。第1大隊なぞはネズミの下にライオンですから、なんとも珍妙な組み合わせです。典型的な歩兵大隊ですからパラシュート降下などの部隊
展開は無いようで、従ってドロップゾーンDZFlash は使用せずTRFのみの使用となっていると思われます。グライダーに乗った獅子が舞い降りるというのも不思議な感じ。
さて、2011年今夏、英国MoD(国防省)はイラク、アフガニスタンで展開し重責を担った19Light Brigade (ニックネーム:Black Panther) の解隊を発表しています。



       
1st LANCS             2nd LANCS



<何とか続くぅ~?>




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この記事へのコメント
勉強になります。

英軍と言えば長年パッチは〝縫い付け〟でしたから、部隊等を変えたかったら迷彩服も複数持たねばなりませんでしたね~。
イラク戦後半ぐらいから、ベルクロで貼り付けるのが主流になってパッチを張り替えての変身も容易になりました。

官給UBACSのベルクロの面積が何故か狭いので、はみ出して張るのも英国流?ですが.....。
Posted by NARU at 2011年11月22日 03:32
お恥ずかしい内容ですが、整理し出すと見えてくるものもあります。特にDZとTRFの明確な違いが定かではなかったので今回は良い勉強になります。

尤も部隊の歴史だとかパッチの由来などは遙かにお詳しい方がいらっしゃいますので、浅学非才の私は出来るだけ目視できるものでお披露目ですね(^^;

ミーハーな私はかっこいい装備の写真を見たらトレースしたくなるので、ベルクロはありがたいです。しかし、ベルクロ面が狭くてはみ出すの困りモンです。
Posted by Kafu'Kafu' at 2011年11月22日 12:28
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