2011年09月08日

英軍のアイウェア

イギリス軍のアイウェアと言えばイラク戦中期から全軍に配給されだしたのがESS ADVANCER V12 ゴーグルです。それまでは割と自由にSCOTTやOAKLAYなど防塵・砂防の為に使われていたものから小ぶりなV12に統一されて行きました。



ヘルメットに米軍のようにストラップ止めがない為、偽装バンドの間を通すようにして、ズレや脱落を防いでいます。これはMk.7になっても変わっておりませんが、こんな所が英軍的と言えば言えるところでしょうか?V12は良くできていて、レンズ横のベンチレーション窓が3段階に開くようになっており、曇りを最小限にできます。さらにゴーグルバンドの付け根が可動式で、ヘルメットから引き下げて顔に装着してもストラップのよじれが最小限になり顔にフィットします。



 尤も、ゲームユースから言うとV12はアジアンモデルがない為、平面的な我々の顔面に合う様にはなっておりません。私自身は荒っぽいですが左右のレンズをつなぐブリッジ部分を慎重に火であぶってきつめのカーブを成形し直しました。同じチームの皆も真似して見ていますが、おしなべて上手くいっております。



イラクに較べると砂塵が少ないのか暗視装置を使うなどマルチパーパスな使い方を要求されるのか、アフガニスタンで一般兵士の殆どが使用しているのが同じESSでも”ICE”ゴーグルです。申し合わせたようにMk.7ヘルメットの内側とゴーグルのカーブがぴったりでレンズの縁が当たったりするなどの干渉がありません。OAKLEYでもBRICOでもRayBanでもGargoylesでもなくESSのICEが支給される意味がよく分かります。




ポリカーボネイト系のレンズ色は取り替え式でブラック・イエロー・クリアの三色をシチュエーションにより兵士が選んでいるようですが、視覚的にシルエットを確認しやすいイエロー色をチョイスする兵士が多いように見受けます。


 

日本でもICEは手にはいるのですが民生用ですのでレンズ刻印に違いがあります。


今年の春先の写真なんですが、なんやらもう古い感じがします(^^;







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この記事へのコメント
どうも、私もV12ユーザーです。レンズ交換も楽ですし風通しが良くて意外に曇り知らずですからね
でも炙る勇気が無いです…コツとかありますか?
Posted by りーこん at 2011年09月08日 19:54
りーこんさん:はじめまして。

私、典型的なアジアンフェイスなのでV12を手に入れたとき、勇んでつけたら顔の外側に引っ張られるような装着感!顔がヒラメになるかと思ったもんです。

炙るのはもう力業ですから、他に良い方法があればそれをお勧めいたしますが、強いてコツというのなら、強い炎(私の場合はバーナー/HCで売っているカセットボンベを使うもの)の外輪でブリッジ全体を炙ります。力を少し入れて変形を手で感じれる様になったら徐々に曲げていっては冷やし、を繰り返して自分の顔に合うようにしました。熔けるおそれがあるので沸騰したお湯を使うのも良いかもしれません。

作業するに当たっては勿論ですがレンズを外してくださいね~。

顔にフィットするようになってからはエイミングもしやすいですし曇りづらいので私の愛用ゴーグルになっています。
Posted by Kafu'Kafu' at 2011年09月08日 20:46
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